科目名[英文名] | |||||
博物館実習 [Museum Practice] | |||||
区分 | 博物館科目 | 選択必修 | 単位数 | 3 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 通年 | 時間割番号 | W0209 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
齊藤 有里加, 上田 裕尋 [SAITO Yurika, UEDA Hirochika] | |||||
所属 | 科学博物館 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
多様な博物館の見学を行い、博物館の運営や学芸員業務の実態を把握する。また、実際に博物館資料を取り扱い、展示の企画から設営までの一連のプロセスを学内実習で行い、館園実習に向けての心構えと基礎的知識・技術を習得する。最後に、館園実習における現場体験を通し、博物館への理解を深める。 |
到達基準 |
学芸員は、時に「雑芸員」と呼ばれるほどその業務は多岐にわたり、多様な資質・ノウハウが求められる仕事である。見学を含む学内実習において、多様な館種の実態や学芸員の業務を理解し、これまで学んだ理論を実践に即して習得する。そして館園実習での現場体験を通し、学芸員としての実践的能力を養う。 |
授業内容 |
前期テーマ:双方向型科学コミュニケーションイベントの立案と実施 第1回 博物館における科学コミュニケーション(見学実習) 第2回 博物館における科学コミュニケーション2(見学実習) 第3回 見学館の振り返り1 第4回 見学館の振り返り2 第5回 企画立案準備:博物館施設の概要把握 第6回 イベントの企画化 第7回 資料調査1 第8回 資料調査2 第9回 博物館資料の取り扱い 第10回 博物館資料の取り扱い2 第11回 グループワーク1テーマ立案 第12回 グループワーク2 第13回 グループワーク3 第14回 中間ディスカッション 第15回 グループワークとテーマ発表・ディスカッション 第16回 企画制作 第17回 企画制作2資料の取り扱い 第18回 企画制作3実施上のリスク対策 第19回 企画制作4コミュニケーションツールの製作 第20回 企画リハーサル 第21回 企画リハーサル2 第22回 企画実施(イベント実施) 第23回 実施企画の考察1 第24回 実施企画の考察2 第25回 総合考察 第26回〜30回 博物館見学とレポート作成 ※前期実習日は6月〜8月の土曜日を中心に実施。詳細日程はオリエンテーションで確認してください。 後期テーマコレクションの整理 館園実習1:実習のオリエンテーション 館園実習2:施設・設備の見学と課題の検討 館園実習3:デジタルアーカイブの理解1 館園実習4:デジタルアーカイブの理解2 館園実習5:資料の調所作成 館園実習6:収蔵資料のデータベース作成 館園実習7:展示キャプションの作成 館園実習8:展示製作の補助 館園実習9:デジタルデータの活用と実際 館園実習10:デジタルデータの活用と実際 館園実習11:演習課題 館園実習12:演習課題 館園実習13:演習課題 館園実習14:演習課題 館園実習15: 実習成果発表ディスカッション まとめ:実習報告プレゼンテーションおよび講評 ※後期実習は10月〜11月を予定。詳細日程はオリエンテーションにて確認してください。 |
履修条件・関連項目 |
講義課目をすべて修了すること。 |
テキスト・教科書 |
なし |
参考書 |
博物館資料取扱いガイドブック ―文化財、美術品等梱包・輸送の手引き―<改訂版> 編著者名 公益財団法人 日本博物館協会/編集 |
成績評価の方法 |
実習への主体的な関わり方(50%)、レポート・発表内容(50%)によって評価する。 |
教員から一言 |
博物館の業務の多様さ、資料の特性の違いによる見せ方や伝え方などを学ぶことで学芸員の実務を総体的に習得することを期待しています。またそれぞれの専門領域を発信するためのスキルとして本実習を活かしてください。 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
※学外見学があります。 ※8月に学芸員主体のイベントを企画してもらいます。 ※オンラインツールを使用することがある。詳細はクラスルーム(等)で連絡 ※詳細はガイダンス、クラスルームにおいて連絡します。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/04/11 13:08:36 |