科目名[英文名]
アカデミック・リーディング   [Academic English Reading]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 通年 
授業形態 通年  時間割番号 01AG1042
責任教員 [ローマ字表記]
松尾 英俊   [MATSUO Hidetoshi]
所属 グローバルイノベーション研究院 研究室 1-426  メールアドレス

概要
野生動物管理の3つの要素である野生動物、生息地、それらに影響を与える人間との関係を理解しながら、野生動物を保全管理していく重要な社会的背景や生態学的基礎知識について学ぶ。
到達基準
1. 生態学、野生生物管理学、被害防除、狩猟、森林管理、農村計画等の多様な分野に関する専門 
 的知見を元に、調査やデータから鳥獣の生息状況や被害状況を正確に説明することができる。
2. 野生動物管理と農産物被害等の地域社会の諸問題を統合的に捉えて、現場の課題解決のための
 科学的な計画・目標の立案、実践、モニタリングについて説明することができる。
授業内容
第1回:野生動物管理とは何か:日本の哺乳類相の特徴と保全(梶 光一・宇野裕之)
第2回:ヨーロッパと北米の野生動物管理(梶 光一・宇野裕之)
第3回:個体群動態の基礎(宇野裕之)
第4回:野生動物の過増加(宇野裕之)
第5回:大型獣の個体群管理(鈴木正嗣)
第6回:個体群モニタリング(高木 俊・諸澤崇裕)
第7回:生息地(栗山武夫)
履修条件・関連項目
授業時間に加え、本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行うこと。本科目は、野生動物管理の専門的人材育成を目的として開講する。そのため、農学部特別講義Ⅱ(自然保護と自然資源管理)、農学部特別講義Ⅱ(鳥獣・環境関連法規・政策)、農学部特別講義Ⅱ(野生動物被害管理学)、農学部特別講義Ⅰ(住民参加型計画立案手法)の同時履修を推奨する
テキスト・教科書
なし。
参考書
実践 野生動物管理学(鷲谷いづみほか編著,2021,培風館)、動物生態学 新版(嶋田正和ほか編著,1992,海游舎)、野生動物管理-理論と技術(羽山伸一ほか編著,2012,文永堂出版)、Research and Management Techniques for Wildlife and Habitats (Bookhout TA ed. 1994, The Wildlife Society) ほか
成績評価の方法
レポート100点、60点以上で合格とする。
教員から一言
キーワード
哺乳類相、被害防除、個体数管理、個体群動態、生息地管理、生息地利用、モニタリング
オフィスアワー
メール連絡してアポイントをとること。
備考1
講義は全てオンデマンドで実施する。質疑についてはメールで回答する。
備考2
参照ホームページ
野生動物管理教育研究センター<http://web.tuat.ac.jp/~cwmer/index.html>
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/06/30 14:17:49