科目名[英文名]
Communication Skills for Scientists   [Communication skill for Scientists]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 通年 
授業形態 通年  時間割番号 01AG1044
責任教員 [ローマ字表記]
ONWONA-AGYEMAN SIAW   [ONWONA-AGYEMAN Siaw]
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
適正な野生動物の保護管理を推進するための基盤となる自然保護の概念について理解する。野生動物の個体数管理のために重要となるその資源的価値と利用形態について学び、自然資源管理の概念とそのガバナンスについて理解する。
到達基準
地域主体の持続的な野生動物の資源管理を実現させるために、日本と欧米の自然保護思想について理解した上で、保存と保全、野生動物の消費的価値と非消費的価値について、それぞれの違いを区別し、利害関係者に説明できるようにする。
授業内容
1. 日本と欧米における自然保護の概要と自然保護思想(小池伸介・平原俊)
2. 自然資源管理とエコシステムマネージメント(小池伸介・平原俊)
3. 自然資源管理のガバナンスと市民参加(小池伸介・平原俊)
4. 野生動物の資源的価値とその利用形態(鈴木正嗣)
5. 野生動物の消費的価値とその活用の概要(伊吾田宏正)
6. 野生動物の非消費的価値とその活用の概要(中川 元・小池伸介)
履修条件・関連項目
授業時間に加え、本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行うこと。本科目は、農林水産省の「鳥獣対策スペシャリスト育成支援事業」の一環として、野生動物管理の専門的人材育成を目的として開講する。そのため、農学部特別講義Ⅱ(鳥獣・環境関連法規・政策) 、農学部特別講義Ⅱ(野生動物被害管理学)、農学部特別講義Ⅱ(野生動物保全管理学)、農学部特別講義Ⅰ(住民参加型計画立案手法)の同時履修を推奨する。
テキスト・教科書
実践 野生動物管理学(鷲谷いづみ監修・編著/梶光一・横山真弓・鈴木正嗣編著/培風館/2021)
参考書
哺乳類学(小池伸介ほか著,2022,東京大学出版会)、野生動物管理のための狩猟学(梶光一・伊吾田宏正・鈴木正嗣編著/朝倉書店/2013)
成績評価の方法
レポート100点、60点以上で合格とする。
教員から一言
キーワード
自然保護、自然資源、ガバナンス、狩猟、観光、教育
オフィスアワー
メール連絡してアポイントをとること。
備考1
講義は全てオンデマンドで実施する。質疑についてはメールで回答する。
備考2
参照ホームページ
野生動物管理教育研究センター<http://web.tuat.ac.jp/~cwmer/index.html>
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/07/05 13:26:00