科目名[英文名] | |||||
卒業論文 [Thesis for Undergraduate Studies] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 4 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 変則通年 | |
授業形態 | 変則通年 | 時間割番号 | 01AN1001 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
鈴木 栄, 本林 隆, 天竺桂 弘子 [SUZUKI Sakae, MOTOBAYASHI Takashi, TABUNOKI Hiroko] | |||||
所属 | 農学部附属家畜病院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
農業は、生物の有用機能を直接利用する産業である。そして、農業を支える「生物生産学」という学問は、「生物学」をはじめとした「化学」「物理学」などの自然科学、さらに「経済学」や「経営学」などの社会科学が有機的に関連し、発展し続けている科学である。本講義では、これから4年間に渡って学ぶことになる「生物生産学」という学問領域の概要を、学科教員がリレー講義により体系的に説明する。 この科目は生物生産学科共通科目に位置付けられる。 |
到達基準 |
様々な学問領域からなる「生物生産学」という学問領域を理解し、高度な専門分野の科学を学ぶための基盤を形成することができる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
生物生産学科の教員が全員出動して交代で以下の内容の講義を行う。試験は行わず、定期的にレポート課題を提示する。 【前期】 4/7(金) 原論のオリエンテーション(世話人・桂) 4/14(金) 序章:今世紀人間が直面している問題と農学、農業との関わり(千年) 4/21(金) 1章:農業関連の植物や動物の進化(横山岳) 4/28(金) 2章:農業に必要な基本的な機能 (1)植物の持つ有用機能(大川) 5/12(金) (2)生物の有用機能を支える生産環境(田中)【レポート課題提示】 5/19(金) 3章:農業の出現と発達 (1)植物の馴化、作物の特徴(鈴木) 5/26(金) (2)自給的農業から商業的農業への転換(新井祥) 6/2(金) (3)動物の馴化、家畜の特徴(杉村)【レポート課題提示】 6/9(金) 4章:農業の本質と持続可能な農業 (1)農業のもたらした問題と課題(桂) 6/16(金) (2)生物多様性と農業(本林) 6/23(金) (3)持続的農業の考え方(伴)【レポート課題提示】 6/30(金) (4)遺伝子組換え生物と農業(山田哲) 7/7 (金) 5章:日本・世界の農業と農業立地(山田祐) 7/14(金)6章:21世紀の農業を支える科学(1)持続可能な動物生産システムを支える畜産学(青木) 7/21(金) (2)土壌学-土壌の質-(杉原)【レポート課題提示】 【後期】 10/6(金) (3)動物の行動のシステム的理解と制御(新村) 10/13(金) (4)作物のエネルギー変換(安達) 10/20(金)(5)放牧の科学(中嶋)【レポート課題提示】 10/27(金)(6)動物遺伝資源としてのカイコ(伊藤) 11/3(金) (7)農業に役立つ微生物 (岡崎) 11/10(金) 学園祭 11/17(金)(8)持続的な食料生産と地球環境保全に資する植物栄養学(大津) 【レポート課題提示】 11/24(金)(9)植物生理学を基盤にした育種学(金勝) 12/1(金)(10)生物資源と遺伝子細胞工学(梅澤) 12/8(金)(11)動物機能の利用(新井克) 12/15(金)(12)植物工場などの施設を利用した栽培(高橋)【レポート課題提示】 12/22(金)(13)家族的農業経営と企業的農業経営:農業経営組織の展開過程(草処) 1/5(金) (14)コメの国内流通と青果物の卸売市場流通(観山) 1/12(金) 大学入学共通テスト前日準備 1/19(金) 卒業論文発表会参加 1/26(金) (15)途上国の経済発展と農業(丸)【レポート課題提示】 2/2(金) 予備日 |
履修条件・関連項目 |
学科共通科目に区分され、必修科目である。 授業時間60時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習およびレポート作成(8回)を通し、本学の標準時間数に準ずる授業外学習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
それぞれの担当教員が作成した資料をmoodleから各自ダウンロードして持参すること。 |
参考書 |
「われら共有の農業」と各教師が作成したテキスト(テキストは事前にGoogle Classroomに掲載される)。 |
成績評価の方法 |
平常点(50%)及び8回提出のレポート(50%)で総合的に評価する(授業で扱った内容を理解し、説明できることが評価のポイントとなる)。 |
教員から一言 |
必修で通年科目なので、1年生のうちに必ず単位を取得してください。レポート課題は必ず提出をお願いします。 |
キーワード |
農業生産、生産環境、資源利用、農業技術、持続可能性 |
オフィスアワー |
オフィスアワーは開校日を原則とするが、事前にメールでアポイントメント(面会の約束)をすること。 |
備考1 |
提出されたレポートのうち優秀なものは、コメントを付して掲示する。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2023/01/27 18:37:16 |