科目名[英文名]
サステイナブルツーリズム論   [Sustainable Tourism]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01FY100201
責任教員 [ローマ字表記]
渡邊 裕純   [WATANABE Hirozumi]
所属 グローバル教育院 研究室   メールアドレス

概要
知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目です。本科目は、2部から構成されます。

第一部:全学共通プログラム
大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的とします。

第二部:学部独自プログラム:「計量経済学を応用した社会科学研究入門」
図書館や政府のウェブサイトから自身で得たデータをもとに,問題や仮説をたてて試行錯誤しながら定量分析を行い,結論を導き出すための入門講座です。
到達基準
1) 大学での学びを理解し、自身の大学生活を俯瞰的に設計できる。
2) 統計データを自身で収集し,社会や経済の動きを洞察することができる。

主な目標(科目別目標一覧対応):データを客観的に解釈し、研究の改善にフィードバックできるようにする。他人に分かりやすいプレゼンテーション、レポートの作成ができるようにする。

自主性・自律性◯、リーダーシップ/調整能力◯、知の開拓能力◎、プレゼンテーション◯、課題探求、問題解決◎、教養倫理◯
授業内容
第一部:全学共通プログラム
第1回 大学での学び
     農工大の歴史と理念を知る。大学での学びや、アイデンティティの確立と学生生活について考える。
第2回 大学での視野拡張
     研究の国際展開や、専門性を身につけたその先の多様なキャリアパスを考える。
第3回 研究倫理
     研究者の行動規範と研究不正の要点を理解する。引用、盗用、剽窃について考える。
第4回 大学の社会的取り組み
     (講義1)エネルギー教育: 地球温暖化と温室効果ガス排出。CO2排出削減を目指す本学の取り組み
     (講義2)プラスチック廃棄削減に向けた取り組み「プラスチック削減5Rキャンパス」
     (講義3)新型コロナウイルス感染症〜「未来疫学R」からの挑戦
第5回 大学の科学博物館
     大学における知の創造と社会を考え、サイエンスコミュニケーションの導入を学ぶ。

第二部:学部独自プログラム:「計量経済学を応用した社会科学研究入門」
第6回 情報収集の基礎
    図書、インターネットの情報の特徴の整理と情報収集の基礎、統計情報の集め方
第7回 集めた統計情報を分析する
    基本的な統計量について学ぶ
    効果的に伝えるためのグラフの描き方を考える
第8回 変数間の関係を考える
    相関係数、回帰分析といった基本的な解析の仕組みを学ぶ
第9回 問いの設定
    集めた情報を元に、ブレインストーミングし、情報を構造化し、
    リサーチクエスチョンを設定する。
第10回 集めた情報から論理的な結論を導き出す
第11回 発表を構成し、レポートを書く
第12回 分析結果の発表1
第13回 分析結果の発表2
第14回 分析結果の発表3
第15回 分析結果の発表4
履修条件・関連項目
授業時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って授業内容の振り返りや予習を行うこと。
テキスト・教科書
必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。
参考書
・アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門 (慶應義塾大学出版会) 佐藤望(編著)、湯川武、横山千晶、近藤明彦
・思考を鍛える大学の学び入門ー論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで(慶應義塾大学出版会)井下千以子

第二部の参考書は授業内で指示します。
成績評価の方法
全学共通プログラム(25%分): 
毎回の提出課題の充実度を総合的に判断します。設問について、意見や考えを自分の言葉で説明できることが評価のポイントとなります。
学部独自プログラム(75%分):
教員から一言
身の回りや自分の中にある問いを見つけ,答えを探し出すプロセスを一緒に体験しましょう。
キーワード
自律学習 研究倫理
オフィスアワー
全学共通プログラム: 質問やお問い合わせは、Googleクラスルームのコメント機能でご連絡ください。 学部独自プログラム:オフィスアワーの設定はありません。質問等は,miyama@go.tuat.ac.jpまでメールで連絡してください。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/01/24 17:07:12