科目名[英文名]
サステイナブルツーリズム論   [Sustainable Tourism]
区分	全学共通教育科目	選択必修		単位数	2
対象学科等		対象年次	1～	開講時期	後学期
授業形態	後学期	時間割番号	01FY100204
責任教員 [ローマ字表記]
野村 孝一   [NOMURA Takakazu]
所属	グローバル教育院	研究室	獣医衛生学	メールアドレス

概要

知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目です。本科目は、２部から構成されます。 第一部：全学共通プログラム 大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的とします。 第二部：学部独自プログラム（植物に遺伝子を導入してみよう） 作物の品種改良を行う手法としては，交配を繰り返す従来の方法に加え，組織培養，遺伝子導入，ゲノム編集技術を用いた方法があります. その技術を使って作られる植物とは，いったいどのようにして作られ，どのような特徴を持ち，利点や欠点はなんでし ょうか? 遺伝子組換え植物やゲノム編集植物という言葉は，最近の生物学関連の教科書には，必ずと言っていいほど記載されています.しかし，実際にどのようにして作り出すかを，詳しく記述している教科書はわずかです．文献やネットで調べることも重要ですが，自分で体験することで 一層理解が深まります. そこで，実際に植物に遺伝子を導入してみましょう. 本ゼミでは，植物の遺伝子組換えやゲノム編集に関する学習・体験を通して，作物の品種改良とは，植物が持つ可能性とは，夢の植物とは，将来の食糧生産とは，などの広いテーマでプレゼンや議論をしてもらいます.

到達基準

1) 大学での学びを理解し、自身の大学生活を俯瞰的に設計できる。 2) 植物への遺伝子導入について，学習，プレゼン，体験，議論を通じて，自主性や探究心を養う． 主な目標（科目別目標一覧対応）： 自主性・自律性◯、リーダーシップ/調整能力◯、知の開拓能力◎、プレゼンテーション◯、課題探求、問題解決◎、教養倫理◯

授業内容

第一部：全学共通プログラム 第１回　大学での学び 　　　　　農工大の歴史と理念を知る。大学での学びや、アイデンティティの確立と学生生活について考える。 第２回　大学での視野拡張 　　　　　研究の国際展開や、専門性を身につけたその先の多様なキャリアパスを考える。 第３回　研究倫理 　　　　　研究者の行動規範と研究不正の要点を理解する。引用、盗用、剽窃について考える。 第４回　大学の社会的取り組み 　　　　　（講義1）エネルギー教育: 地球温暖化と温室効果ガス排出。CO2排出削減を目指す本学の取り組み 　　　　　（講義2）プラスチック廃棄削減に向けた取り組み「プラスチック削減5Rキャンパス」 　　　　　（講義3）新型コロナウイルス感染症〜「未来疫学R」からの挑戦 第５回　大学の科学博物館 　　　　　大学における知の創造と社会を考え、サイエンスコミュニケーションの導入を学ぶ。 第二部：学部独自プログラム 第6~15回：ガイダンス，調査，プレゼン，議論，体験などを，順次行います. 体験実験をする際，白衣を持っているいる人は，持参してください．

履修条件・関連項目

授業時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って授業内容の振り返りや予習を行うこと。

テキスト・教科書

必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。

参考書

・アカデミック・スキルズ　大学生のための知的技法入門　（慶應義塾大学出版会）　佐藤望(編著)、湯川武、横山千晶、近藤明彦 ・思考を鍛える大学の学び入門ー論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで（慶應義塾大学出版会）井下千以子 学部独自プログラムについて： ・植物バイテクの実際（農文協）など．

成績評価の方法

全学共通プログラム(25%分)：　 毎回の提出課題の充実度を総合的に判断します。設問について、意見や考えを自分の言葉で説明できることが評価のポイントとなります。 学部独自プログラム(75%分)：出席と課題への取り組みで総合的に判断.

教員から一言

遺伝子導入は上手くいかないこと もあります...

キーワード

自律学習　研究倫理

オフィスアワー

全学共通プログラム：　質問やお問い合わせは、Googleクラスルームのコメント機能でご連絡ください。 　学部独自プログラム：授業内かメールで対応します．

備考１

備考２

参照ホームページ

開講言語

日本語

語学学習科目

更新日付

2023/02/15 11:34:04