科目名[英文名] | |||||
公衆衛生実践実習 [Hands-on Practice in Veterinary Public Health] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 通年 | 時間割番号 | 01MD1503 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
佐藤 れえ子(岩), 打出 毅, 片山 泰章(岩), 髙橋 透(岩) [SATOU Reeko, UCHIDE Tsuyoshi, KATAYAMA Masaaki] | |||||
所属 | 役員 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本講義は東京外国語大学、電気通信大学、東京農工大学の西東京三大学連携の一環として開講されるMultidisciplinary Courseの一つである。本講義は、物理系専攻学生に限らず全学部学科の学生を対象に、基本的な物理学とその応用について学ぶ機会を提供することを目的としている。主として取り扱う領域は、波動現象、電磁気学、光学、初等的な量子物理学である。 本講義は、Wifi、スマートフォンやカメラなど我々の普段の生活に関わる物の中に潜む身近な物理の実例に触れながら、製品のデザインの中にそれがどのように組み込まれているかを学んでいく。複雑な数式を解くことよりも、物理現象を理解する上で必要となる単純なモデルや重要な数学のコンセプトを中心に理解することを目指す。本授業は講義形式の他に、対話型のグループ作業や英語によるプレゼンテーションを交えて議論を進めていく。 |
到達基準 |
本講義では、以下を身につけることを目標とする: ・身近なエレクトロニクスの中にある物理現象が何であるかを見極められること ・簡単な数式、適切な図やグラフを使って波動の現象を表現できること ・物理学が他の学問分野(生物学、化学、医学など)にどのように関わっているかを理解すること ・自分の言葉として英語を使い、対話、発表するスキルを身につけること |
授業内容 |
1. Understanding how electronic devices work (display, wifi, camera, sound devices) 2. Oscillators and waves 3. Physical quantities in electromagnetics 4. Electromagnetic spectra (radio waves, light, x-ray) 5. Electromagnetism (Maxwell’s equations) 6. How to analyze waves: the concept of Fourier transform 7. Optics: refraction, interference and diffraction 8. Optical instruments for biomedical sciences (spectroscopy and microscopy) 9. Presentation I (mid-term report) 10. Momentum and energy of electromagnetic waves 11. Introduction to quantum physics: wave-particle duality 12. Photons and electrons 13. Light and matters: absorption and emission spectra 14. Presentation II (final exam) 15. Recap |
履修条件・関連項目 |
授業時間の30時間、課題作成に要する6時間程度の学習時間に加え、配布資料や参考文献を活用して本学の標準時間数に準ずる予習および復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
Reference textbook: OpenStax's University Physics (Volume 1-3) Download for free at "https://openstax.org/details/books/university-physics-volume-1" この他、各授業で講師が作成した資料を配布する。 |
参考書 |
成績評価の方法 |
最終試験の評価(50%)、授業への貢献を含めた平常点(50%)を用いて評価する。 |
教員から一言 |
本講義を通して、今日の多くのイノベーションや産業を下支えしている物理学の面白さを、より身近に感じてもらえればと思います。この三大学連携講義の中では、他大学の学生と協働してグループワークに取り組んでもらう機会もあります。これまでに物理を学んできた人にとっては、実際に声に出して人に説明してみることで、自分の理解度がどの程度かを知る良い機会になると思います。もちろん、他の専攻の学生の参加も大いに歓迎します。授業やオフィスアワーの中で、ぜひ素朴な疑問を私や学生に対して投げかけてみてください。単純な話を考えることが皆さんの思考を深める良い薬になり、自分では知っていると思っていることが、実は理解できてなかった、ということに気づくきっかけにもなります。三大学連携の「相互作用」をぜひ楽しんでください。 |
キーワード |
オフィスアワー |
質問や面談希望はメール(teru-ito at cc.tuat.ac.jp)まで連絡すること。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
英語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2023/04/13 17:26:31 |