科目名[英文名]
農学部特別講義Ⅲ(農工で取り組む環境科学・環境工学Ⅰ)   [Special Lecture on Agriculture Ⅲ(Environmental Science and Engineering in the Faculties of TUAT)]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 4  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01VN4605
責任教員 [ローマ字表記]
山田 祐彰, 及川 洋征   [YAMADA Masaaki, OIKAWA Yosei]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
公衆衛生学総論ならびに食品衛生学を基礎として、農場から食卓にいたる各過程で食の安全を確保するための衛生管理手法について学ぶとともに、畜産業における動物福祉,野生鳥獣肉の利用,食品の放射能汚染などのトピックについて学び,食の安全に対する理解を深める。
到達基準
食糧生産動物の生産から生産物の加工流通を経て最終的に人の口に入るまで,すなわちFarm to Tableの各段階における「食の安全」に関する課題とその解決策を説明できる。
授業内容
1.食品衛生の現況
2.食品衛生管理手法(1)
3.食品衛生管理手法(2)
4.危害因子の制御
5.食品製造工程における食品安全確保
6.食品の安全性確保に向けた調査・研究
7.食肉製品の安全性確保
8.野生鳥獣肉の衛生管理
9.食品中寄生虫とその対策
10.食品の放射能汚染問題
11.食の安全のための農場の衛生管理(1)ISOとJIS規格
12.食の安全のための農場の衛生管理(2)農場HACCPとGAP
13.農場における動物福祉
14.食品用器具・容器包装の規格の作成および試験、検査ならびに分析法等の研究
15.食鳥肉の安全確保
履修条件・関連項目
公衆衛生学総論、食品衛生学を履修していること(単位未取得可)。
テキスト・教科書
なし
参考書
食品の安全を作るHACCP(食品衛生協会),HACCPがよくわかる本(PHP研究所)
成績評価の方法
試験、レポート、出席状況を総合して評価する。1/3以上欠席したものには単位を与えない。
教員から一言
食品安全に係る専門家(国立医薬品食品衛生研究所、食肉衛生検査所、食鳥検査センター及び民間企業所属)を招聘し、実務的な話題を提供します。
キーワード
オフィスアワー
特になし
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/03/01 10:28:02