科目名[英文名]
植物生理学   [Plant Physiology]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01an3042
責任教員 [ローマ字表記]
佐藤 幹, 伴 琢也, 奥西 智哉, 木元 広実, 吉村 圭司, 藤村 達也   [SATO Kan, BAN Takuya, OKUNISHI Tomoya, KINOTO Hiromi, YOSHIMURA Keiji, FUJIMURA Tatsuya]
所属 農学部附属家畜病院 研究室   メールアドレス

概要
本科目は、生物生産学科専門科目のうち、農業経営経済系科目である。本科目の目標は、農業発展、国際農業開発活動、国際農業開発協力に関する知識および洞察力を醸成することにある。本科目の講義内容は2部に大別される。第Ⅰ部では、開発経済学の基礎、経済成長と農業の役割に関する理論的知識を学ぶ。第Ⅱ部では、国際農業開発活動の歴史、方法と課題について学ぶ。日本と関係の深い海外諸地域における農業開発の経緯とその結果について概説する。受講者はグループを作り、関心を持った日本内外の事例について共同研究し、その概要と課題、提言を期末に発表する。
到達基準
経済開発における農業の役割、多様な農業の発展過程と制約条件、世界の持続的農業開発のための国際協力について理解できる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第01回 導入、研究事例紹介
第02回 開発途上国の経済発展
第03回 新古典派経済成長論、内生的経済成長論
第04回 貧困の罠、中所得国の罠
第05回 国際貿易・海外直接投資
第06回 産業集積、社会関係資本・社会ネットワーク
第07回 社会・経済制度、経済発展の政治経済学
第08回 農村開発、農村金融
第09回 経済協力
第10回 開発課題の発見、事業の計画実施と評価:KJ法、PCM
第11回 東京農工大学の国際農業開発①:アジア
第12回 東京農工大学の国際農業開発②:アメリカ 
第13回 東京農工大学の国際農業開発③:アフリカ
第14回 グループ課題発表1
第15回 グループ課題発表2
※諸事情により、上記の内容が若干、変更する可能性がある。
履修条件・関連項目
成績評価にグループプロジェクトの発表と提出が含まれ、参加者はグループで本学の標準時間数に準ずる予復習を行う。
テキスト・教科書
第I部では、以下のテキストを使用する。
戸堂康之『開発経済学入門』(第2版)新世社,2021年.
第II部では、必要に応じ、授業中に資料を配布する。
参考書
荏開津典生『農業経済学』(第2版)岩波書店,2003.
原洋之介『開発経済論』岩波書店,1996.
速水佑次郎・神門義久『農業経済論』(新版)岩波書店,2002.
ほか、各回指示します。
成績評価の方法
理論に関する小テスト30%(学期半ばに実施。授業で扱った内容を理解し、説明できることが評価のポイントとなる)、グループプロジェクトの発表と提出70%(学期末に実施。授業で扱った内容をふまえ、グループで行う開発協力事業提案を総合的に評価する)。
る)。
教員から一言
国際農業開発は、人類の持続的な食料生産と分配のため、地球社会の最重要課題の一つです。そこで、開発の条件と将来展望について、共に考え議論しましょう。
キーワード
農業と経済成長、農業の多様性、移民農業、プランテーション、国際開発協力、持続的農業
オフィスアワー
随時。授業時間後、あるいはメールにて対応する。
備考1
質問や意見は講義中積極的に述べてください。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/02/27 12:56:36