科目名[英文名]
アグリバイオ実験   [Basic experiments of biological production]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01bn2011
責任教員 [ローマ字表記]
竹原 一明, 林谷 秀樹   [TAKEHARA Kazuaki, HAYASHIDANI Hideki]
所属 農学部 研究室 Ⅳ-453  メールアドレス

概要
概要
あらゆる生命現象の基礎にある細胞活動の分子レベルでの理解をめざし、参考書
「Molecular Biology of the Cell」を参考に、講義を進める。
講義は、PowerPointをクラスルームにアップした資料を用いて行う。また、毎回授業の最後に小テストを行う。講義内容は以下のとおり。

目標
細胞生物学・分子生物学の分野でより深く学ぶことを目標に、「Molecular Biology of the Cell」を参考書として使用する。また、英文のテクニカルタームに慣れることも目標の一つであり、英文の参考書を使用する。
「酵母の生命科学と生物工学 原島 俊・高木博史 化学同人出版」も主な内容とする。
到達基準
生命現象の基礎にある細胞活動の分子レベルで理解できる。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1.生体膜の構造、生体膜を介した分子の輸送
2.細胞周期、細胞分裂、細胞骨格
3.DNA、染色体、ゲノム、植物のゲノムの多様性
4.エピジェネティックス  DNAの塩基配列の変化を伴わない変異
5.DNA型トランスポゾンと復帰突然変異
6. 遺伝子発現制御I(RNAポリメラーゼ、スプライシング、エキソン、イントロン)
7.遺伝子発現制御II(転写因子)遺伝子導入植物
8.RNAによる遺伝子発現制御 RNA干渉、miRNA, RNAワールド
9. DNA複製機構
10. RNAポリメラーゼⅠによる転写制御
11. RNAポリメラーゼⅡによる転写制御
12. RNAの輸送・代謝制御
13. タンパク質の変性・凝集と品質管理機構
14. 酵母プリオン蛋白質
15.DNA複製、RNA生合成、蛋白質合成のまとめ
履修条件・関連項目
生物学、分子生物学Iを履修することが望ましい。
必要な学習時間は、本学の標準時間数に準ずる。
テキスト・教科書
ムードルにアップした資料をプリントアウトしてくること。
補足資料は配布する。
参考書
Molecular Biology of the Cell, 5th edition
Plant Biology
Biology
酵母の生命科学と生物工学 原島 俊・高木博史 化学同人出版
成績評価の方法
期末試験:約70%、毎回の小テスト:約30%
教員から一言
講義資料は、クラスルームにアップしますので、プリントアウトして持参してください。予習、復習(時間外学習)をしっかりとしてください。
キーワード
遺伝子発現,ゲノム、RNA、エピジェネティックス、分子シャペロン、蛋白質品質管理
オフィスアワー
オフィスアワー:毎週金曜10:30-17:00これ以外の時間帯でも、研究室に来てくれれば、私がいる時はいつでも対応します。
備考1
備考2
参照ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~mcb/
開講言語
日本語
語学学習科目
英語
更新日付
2023/02/27 17:57:44