科目名[英文名]
作物保護学   [Crop protection]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01bo1005e
責任教員 [ローマ字表記]
弥益 恭   [YAMASU Kyo]
所属 国際センター 研究室   メールアドレス

概要
動物,植物,昆虫の形態や機能,生態について実際の観察や実験を通じて体験的に学ぶ.また,実験を通して,生物学の基本的な実験手技やレポート作成の方法を身につける.
到達基準
試料の採集・調整,顕微鏡の使用,解剖など,生物学に関する基本的な実験が安全かつ正確に行える技術を有する
レポート作成の基礎,スケッチの方法など,実験データのまとめ方の基本を習得している

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL:https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy
授業内容
隔週ですので,開講日に注意してください.初回のガイダンスでクラス分けを行います.

ガイダンス:4/11 13時〜場所・方式は未定

第1回 4月18・25日 動物の形態(金子・鈴木)
目的:野生動物の頭骨の形態、性と年齢の判別、成長について学ぶ。
内容:野生イノシシの頭骨を用いて頭骨スケッチ、下顎の計測および齢査定を行う。
取得したデータに基づき、成長曲線と性差について考察を行う。

第2回 5月9・16日 植物の生態(吉川)
目的:植物の生態。
内容:植物群落の調査。

第3回 5月23・30日 植物の形態(赤坂)
目的:植物葉の内部と外部の構造を観察し、器官がいくつかの組織が集まって形成されていることを理解し、組織を構成する細胞の違いによるものであることを理解する。
内容:針葉樹と広葉樹葉の気孔の観察と切片を作成し、その内部組織を観察することで、針葉樹と広葉樹葉の内部と外部組織の違いを理解し、樹木間の生理的な反応の差を考察する

第4回 6月6日・13日 昆虫の生態(吉田)
目的:生息環境の違いが昆虫相に与える影響を知る。
内容:さまざまな環境で、ピットホールトラップを設置し、地表徘徊性甲虫を採取し、スケッチをする。

第5回 6月20・27日 シロアリと腸内共生微生物の観察(Vn佐藤俊幸)
目的:シロアリの各カストの形態の違いを観察しスケッチする。腸内共生微生物を光学顕微鏡で観察しスケッチし、微生物の多様性を知る。
履修条件・関連項目
TAT生物学
必要な学習時間は本学の標準時間数に準ずる
テキスト・教科書
適宜プリントを配布する
参考書
成績評価の方法
各回のレポートの成績を総合(100%)する。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
各回の担当の先生に連絡すること
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/02/22 10:47:21