科目名[英文名]
生化学Ⅰ   [Biochemistry I]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01en3018
責任教員 [ローマ字表記]
有江 力   [ARIE Tsutomu]
所属 グローバル教育院 研究室   メールアドレス

概要
森林資源の物理的・工学的利用の講義の基礎となる概念を理解するための授業として位置づけられます。 木質資源・木材の物理学性質(異方性、吸放湿性、膨潤収縮性、力学的性質、弾性的性質、粘弾性的性質など)について概説する。
到達基準
木材および木質材料の基本的な物理特性を理解し、力学的性質・強度性能などの材料特性や建築等に応用される集成材・木質構造・木造住宅などの建築へ応用されるにかかわる木材の物性について理解し、説明できる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回 講義概要の説明、木材の密度と含水率 (担当 近江)
第2回 木材の化学的特徴と水分 (担当 近江)
第3回 木材の吸放湿挙動と内部表面積 (担当 近江)
第4回 木材の膨潤収縮性 (担当 近江)
第5回 木材の微細構造と異方性(1) (担当 近江)
第6回 木材の微細構造と異方性(2) (担当 近江)
第7回 木材の熱的性質 (担当 近江)
第8回 木材の樹種特性 (担当 佐藤)
第9回 木材の力学的性質と強度性能(担当 佐藤)
第10回 木材の強度試験方法(担当 佐藤)
第11回 木材の粘弾性特性(担当 佐藤)
第12回 複合材料としての木材とヤング率の複合則(担当 佐藤)
第13回 集成材と大断面大型木質構造 (担当 佐藤)
第14回 木造住宅の構法(担当 佐藤)
第15回 まとめと期末試験
履修条件・関連項目
本科目は学科専門基礎科目に区分される選択科目である。
授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。

履修条件:物理学、物理学実験、環境資源科学実験Ⅰ(物理学応用)、森林資源科学、森林資源利用学、資源材料力学を履修していることが望ましい。
関連科目:森林資源利用学、資源材料力学 、住環境学、住環境構造学
テキスト・教科書
2年後期の資源材料力学で用いた「はじめての材料力学 小山信次・鈴木幸三 森北出版」を第9・10回の授業の教科書として使用します。
その他、必要に応じて配布する

参考書
木材科学講座3 物理(海青社)
成績評価の方法
小テスト(30%)および期末試験(70%)の結果で評価する。

教員から一言
キーワード
木材 木質材料 含水率 異方性 強度性能 粘弾性 弾性率の複合則 木質構造 木造住宅
オフィスアワー
授業終了後
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/01/26 17:23:26