科目名[英文名]
神経生物学   [Neurobiology]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01go1001
責任教員 [ローマ字表記]
中田 宗隆   [NAKATA Munetaka]
所属 グローバル教育院 研究室 共同先進健康科学専攻棟2階  メールアドレス

概要
地学系科目は広い意味で、農学や環境科学に深く関わる領域である。アグリサイエンスやエコサイエンスの基礎をかたち作る教養として、最近大いに体系化が進められている地球惑星科学という骨組みに立って、地学分野の基本的な科学的知識を講義する。

「地球環境地学」は地球表層の範囲における、現在の地球環境に関わる地学的内容を対象とするのに対し、「地学」は地球内部や宇宙までの空間スケール、また時間的にも宇宙や地球の進化のスケールを対象としている。宇宙やこの地球についての基本概念と科学としてのアプローチを理解することを目的とする。

なお、本科目は、理科の中学校教諭1種免許状,理科の高等学校教諭1種免許状を取得しようとする学生にとって必修である。

本年度の講義のスタイルは基本的には対面によるが、状況によりオンラインで行う。
到達基準
地学分野の基本的な語句の意味を正しく説明できる。
地学現象に関する重要な概念を理解し、説明できる。

ディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回(10/5) 火山、火成岩 (鈴木)
第2回(10/12) 造山運動、変成作用・変成岩(鈴木)
第3回(10/19) 水のはたらきと地形、堆積・堆積岩(鈴木)
第4回(10/26) 地層、第四紀の日本(鈴木)

第5回(11/2) エネルギー資源(梅澤)
第6回(11/9) 地球と生命の共進化(地球・生命の誕生、大気の変化、スノーボールアースなど)(梅澤)
第7回(11/16) 地球と生命の共進化(カンブリア大爆発、オゾン層形成、大陸の移動など)(梅澤)
第8回(11/23) 地球と生命の共進化(生物の大量絶滅、氷期・間氷期を引き起こす気候変動など)オンライン予定(梅澤)
第9回(11/30) 全体の復習(梅澤)

第10回(12/14) 肉眼で見られる天体の概要(浜名)
第11回(12/21) 惑星の運動と万有引力(浜名) 
第12回(1/11) 太陽の構造とエネルギー源(浜名)
第13回(1/18) 宇宙における元素合成(浜名)
第14回(1/25) 太陽系惑星の形成と太陽系外惑星(浜名)

第15回(2/1) 授業総括「期末試験」


履修条件・関連項目
関数電卓の持参を求める場合がある。また、課題(宿題)を出す場合がある。地球環境地学および地学実験の履修希望者は、この科目を修得しておくことが望ましい。

全学共通教育科目に区分される選択科目である。
授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。

テキスト・教科書
必要に応じて資料を配付する。これら資料を予習と復習に用いること。
参考書
『基礎地球科学』 西村他著,朝倉書店
その他にあれば講義の際に紹介する
成績評価の方法
授業到達基準を確認する期末試験によって評価します(100%)。
(※授業に参加していることが期末試験の受講資格要件となります)

授業で扱った内容を理解し、説明できるような知識を身につけていることが評価のポイントとなる

本授業の以前の年度の成績分布は下記のとおりです。
(2021年度 S: 41.6%, A: 31.2%, B: 18.8%, C: 6.0%, D: 2.4%)
(上記は、期末試験を未受験の学生は含まないデータです)
教員から一言
"授業の内容は多岐にわたるが、細々とした事項にとらわれすぎず、
そこにある概念や原理、それがどう証拠立てられているか等、大きな骨組みを理解するよう努めて欲しい。"
キーワード
地球の成り立ち,地球の歴史,地表物質の起源と形成過程、宇宙の中の地球
オフィスアワー
メイルで連絡を。梅澤:umezawa@me.tuat.ac.jp、鈴木馨:kaoru@cc.tuat.ac.jp、浜名:hamana.tk@nao.ac.jp
備考1
【新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更の詳細については、本科目のクラスルームで確認してください。】
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/02/24 8:47:23