科目名[英文名]
農薬化学   [Pesticide Chemistry]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 通年 
授業形態 通年  時間割番号 01ma2003
責任教員 [ローマ字表記]
蓮見 惠司, 野村 義宏, 三浦 豊   [HASUMI Keiji, NOMURA Yoshihiro, MIURA Yutaka]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
線形代数学Iで学んだ行列・ベクトル・行列式等の具体的な計算手順を通じて,平面や空間を一般化したベクトル空間,ベクトル空間の間の線形写像を定義し, 線形写像を調べる方法を学ぶ.そして行列の対角化,固有値・固有ベクトルを求める手続きと,農学データ解析におけるそれらの意義を把握する.

この科目は、非常勤講師が担当します。非常勤講師の任用が確定したのちに本シラバスが 修正された場合、修正されたシラバスが正式なシラバスとなります。
到達基準
線形写像は直線を直線に,平面を平面に写す扱いやすい写像であり,数理統計学等,農学データの様々な合理的解析に利用されている.授業ではベクトル空間の基底や次元などの基本的な事柄を学び,さらに 固有値および固有ベクトルについて理解することにより,データ解析に必要な線形代数学を使いこなせるようにすることを目標とする.

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください.
URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1. ベクトル空間
2. 部分空間
3. 1次独立・1次従属
4. 基底と次元
5. 線形写像
6. 核と像
7. 線形写像の表現行列
8. 固有値・固有ベクトル
9. 行列の対角化
10. 行列の対角化の応用
11. 内積空間
12. グラム・シュミットの直交化法
13. 直交行列
14. 実対称行列の対角化
15. まとめ

演習問題の解答状況により, 講義内容を変更することがある.
履修条件・関連項目
線形代数学Ⅰで勉強したことを各所で使用する.
授業時間 30時間に加え、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと.
テキスト・教科書
指定なし. 但し, 講義は参考書の欄にある1番目の本の内容に沿って行う.
参考書
1. 「入門線形代数」 三宅敏恒 著 培風館
2. 「教養の線形代数」 村上正康・佐藤恒雄・野澤宗平・稲葉尚志 共著 培風館
3. 「線形代数学入門」 山形邦夫・和田倶幸 共著 培風館
成績評価の方法
期末試験を基準として総合的に評価する.
教員から一言
前期の線形代数学Iで行った行列の行基本変形が技術的な基礎となる.
キーワード
ベクトル空間と線形写像, 1次独立と1次従属, 基底と次元, 固有値と固有ベクトル, 実対称行列の対角化
オフィスアワー
希望日時を考慮して調整する.
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/01/25 14:59:10