科目名[英文名]
Paragraph Writing   [Paragraph Writing]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01rn2088
責任教員 [ローマ字表記]
岡山 隆之   [OKAYAMA Takayuki]
所属 グローバル教育院 研究室   メールアドレス

概要
持続可能な社会を実現するためには、人々が暮らし・働く地域社会そのものが持続可能でなければならない。急激な開発や過疎化・過密化によって多くの地域社会が、そのコミュニティとしての機能を失いつつある。この授業では、持続可能な地域社会を実現するために何が求められているのかを、社会調査の実習を通して学ぶ。
2023年度は、本学と連携を提携する山梨県山梨市における現地実習を通して社会調査を学ぶ。山梨市は、東京からも比較的近く、市役所のある中心部のほかに、果樹栽培(ブドウなど)が盛んな牧丘地区、秩父多摩甲斐国立公園(西沢渓谷など)に接する三富地区がある。
人口減少下における移住、農業生産、観光といった多様な課題を抱える地域社会の実態を、各種資料の収集・分析とともにインタビューして地域の記録としてお返しする。

到達基準
特定の地域における調査(機関調査・面接調査・参与観察・ワークショップなど)を通して社会調査の基本的な手法を身につけるとともに、地域の課題に取り組む住民や行政の姿が理解できる。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
(Ⅰ)調査計画をつくろう
(1)調査課題の整理、班分け(榎本・澤・竹本・秦・大倉)  5/31
(2)調査先を知る     (榎本・澤・竹本・秦・大倉)  6/7
(3)調査票(質問)をつくる(榎本・澤・竹本・秦・大倉)  6/14
(4)調査票(質問)をつくる(榎本・澤・竹本・秦・大倉)  6/21

(Ⅱ)現地調査@山梨市(日程は「地域社会調査法」のガイダンス時にお知らせします)

(Ⅲ)報告書をつくろう
(5)調査結果を整理する  (榎本・澤・竹本・秦・大倉)  6/28
(6)報告書の目次をつくる (榎本・澤・竹本・秦・大倉)  7/5
(7)報告書を読み合わせる (榎本・澤・竹本・秦・大倉)  7/12
(8)お礼状を書く     (榎本・澤・竹本・秦・大倉)  7/19

履修条件・関連項目
地域社会調査法
必要な学習時間数は、本学の標準時間数に準ずる。
テキスト・教科書
講義中に紹介する。
参考書
日本文化人類学会監修『フィールドワーカーズ・ハンドブック』
S・B・メリアム『質的調査法』
和田信明・中田豊一『発展途上国の人々との話し方』(みずのわ出版)
その他、授業中に紹介
成績評価の方法
調査票の作成及び調査準備への主体的な関わり方(50%)、調査報告書(50%)によって評価する。現地実習への参加が必要である。
教員から一言
キーワード
地域社会、フィールドワーク、農山村、質的調査法、参与観察
オフィスアワー
随時(メールで予約ください)
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/02/01 15:27:16