科目名[英文名]
環境資源科学実習 B   [Practice of Environmental Sciences and Natural Resources B]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01rn3061
責任教員 [ローマ字表記]
JAMES BALDWIN   [James Baldwin]
所属 グローバル教育院 研究室   メールアドレス

概要
 作物や動物を生産する環境は、単にそれらが育つ場ではなく、生物、人間、機械・施設が混在し、その概要は対象とする作目や地域によって全く異なる。このような特殊な環境を構成する要素を理解する。さらに、適切な制御・管理技術を行うための基礎知識を習得する。
 本科目は地域生態システム学科における専門科目であり、農業環境工学プログラムを修了するうえでの推奨科目である。担当教員は国の研究機関において、農業機械、農作業技術に関する研究・開発の経験をがあり、授業では技術開発における要となる知見にフォーカスすることで技術の本質を理解する素養を養う。
到達基準
工業生産との比較から生物生産およびその環境の特徴を説明できる。

ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回 生物生産のための環境と人為的関与
第2回 栽培環境と生物生産(大気環境・気候など)
第3回 栽培環境と生物生産(水・土などへの働きかけ)
第4回 栽培環境と生物生産(生物間の作用)
第5回 環境保全型農業と持続的生産技術
第6回 畜舎における環境制御
第7回 作業者のための生物生産環境(安全・労働負担など)
第8回 テスト・総合討議
履修条件・関連項目
 本学の標準時間数に準ずる。本科目は1単位の科目として45時間の学修が標準的な学習時間となる。1コマ(90分)を2時間の学習とすると、8回の授業は16時間の学習として換算される。標準的な学習時間を満たすためには、約30時間の予習・復習が必要となる。
テキスト・教科書
スライドを使用する。
参考書
栽培環境入門,角田公正・松崎昭夫・松本重男ほか,実教出版
作物の生育と環境,西尾道徳・古在豊樹・奥八郎・中筋房夫・沖陽子,農村漁村文化協会
成績評価の方法
試験:80%、その他(授業への取り組み、授業中に実施する課題など):20%
工業生産との比較から生物生産およびその環境の特徴を自らの言葉で説明できる点が評価される。
教員から一言
単に知識を吸収するのではなく、自ら問題意識を持って、感じる力を養って欲しい。
キーワード
生物、環境、農業、持続的生産
オフィスアワー
授業中、授業直後の質問を推奨する。メールでは随時対応可能。
備考1
【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】
備考2
参照ホームページ
https://susproductivity.wixsite.com/my-site-1/lecture
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/01/12 14:49:23