科目名[英文名]
環境資源科学実験Ⅱ(化学応用)   [Experiment on Environmental and Natural Resource Science II (Advanced Chemistry)]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 通年 
授業形態 通年  時間割番号 01rn3106
責任教員 [ローマ字表記]
安藤 恵介   [ANDO Keisuke]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
 本演習は景観設計製図(担当:佐々木※非常勤))、CAD演習(担当:中島)、機械設計製図(担当:田島※非常勤)、の3つで構成されている。まず、手書きによる設計製図の基本を身につける。ついで、CADの基本操作を習得した上で、鉄筋構コンクリート造物や機械部品などの製図をCADを使用して行なう。

1.設計製図(第1〜8回)の概要と目的:
 実社会で通用する基本的な設計製図のノウハウを習得する。授業では製図の基本を学んだ後、実際の設計に模した作業(現地調査、分析、ゾーニング、基本設計、製図)を行うことで基本的な設計知識と表現(製図)手法を身につける。

2.CAD演習(第9〜12回)の概要と目的:
 CAD(COMPUTER-AIDED DESIGN)ソフトの使い方および製図のルールを習得する。また、製図に至るまでのプロセス(構造設計の方法など)に関する基礎的事項を習得する。

3.機械製図(第13〜15回)の概要と目的:
JISに基づく機械製図の基礎理論を理解し、機械の製図法と読図法を習得する。
到達基準
農業工学分野で必要な製図の基礎技術を身につけることを目的とする。

本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1.景観設計製図:佐々木(非常勤)
01:製図演習(立体の投象/線と記号)
02:製図演習(図面とドローイング)
03:設計演習(ふるまいの観察)
04:設計演習(設計案のスケッチ)
05:設計演習(設計案のスケッチ)
06:設計製図演習(図面の選択とレイアウト)
07:設計製図演習(作図)
08:設計製図演習(作図)
09:設計製図演習(プレゼンテーション)

※留意事項:毎回「2-109」から「2-23」に製図板を運んでから演習授業を行なう。
■持ち物
   三角定規(45度 60度(出来るだけ大きいもの)
   シャープペンシル0.5mm、(あれば0.3mm)HB
   コンパス(安物で良い)
   消しゴム
   文字消し板

2.CAD演習:中島正裕
第10回:CADの基本操作の学習     
第11回:構造設計製図のプロセスの理解
第12回:ボックスカルバートの製図

3.機械設計製図:東城清秀
第13回:投影法
第14回:寸法と寸法公差
第15回:機械要素の設計・製図
履修条件・関連項目
必要な学習時間は本学の標準時間数に準ずる。
関連科目:応用力学、構造解析学
テキスト・教科書
1.景観設計製図:毎時間、必要なプリントを配布する。
2.CAD演習:ドリルで学ぶJw_cad 第4版 日経BP社
参考書
景観設計製図の参考書:
「ルーラル・ランドスケープ・デザイン」(進士五十八著、学芸出版社)
「わかりやすい造園実務ポケットブック」(木村了著、オーム社)    
「造園詳細図集」」(木村了著、オーム社)
成績評価の方法
1.景観設計製図:出席率(15点)、授業態度(10点)、課題提出(25点)  
2.CAD演習:ボックスカルバートの製図(25点)
3.機械設計製図:課題提出(25点)

1〜3を総合評価(100点満点)する
教員から一言
1.景観設計製図担当(佐々木):
 製図の基礎知識を習得するとともに、既存のランドスケープにおける光や風などの自然の要素や人々のふるまいを観察し、それらの関係をより良くするための小さな設え(ベンチやフォリー等)を設計する演習を通して、自らの着想を手描きおよびCADによる図面に表現する手法を習得する。

2.CAD担当(中島):
 CADは、土木・建設業界のみならず、機械、インテリア、アパレルなど幅広い業界で求められている技術です。しかし、CADはあくまでも図面を効率的かつ迅速に作成するための道具に過ぎません。製図の根底には表現したい思想やコンセプトが必要であり、また、それらを具体的に設計するためには構造計算や読図の能力も必要です。CADによる製図とともに、製図作業に至るまでのこうしたプロセスについても学んでもらいたい。

3.機械製図担当(東城)
 もの作りの基本は何かをイメージすることから始まります。そのイメージを具体的な3次元の形に整えていく過程が設計であり、製図です。製図力と読図力が備わると、そこから新たな創造が展開できます。その過程で必要な知識と技術の修得を目指します。
キーワード
農村景観,景観論,施設設計,COMPUTER-AIDED DESIGN,製図基準,配筋図,ボックスカルバート
オフィスアワー
中島: masa1021@cc.tuat.ac.jp
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/02/22 14:26:30