科目名[英文名]
環境資源科学特別講義Ⅵ   [Special Lecture on Environmental Sciences and Natural Resources VI]
区分 専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 02b1201
責任教員 [ローマ字表記]
高橋 美貴   [TAKAHASHI Yoshitaka]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
生体医用システム工学科でこれから履修する科目に登場する数学の考え方について、その科学技術における意味と役割を理解することを目的として講義と演習を行う。単に数学を道具として計算問題が解ければよい、という動機付けからではなく、様々な現象を数学的に表現する練習を積むことによって、生体医用システム工学の専門科目や卒業研究にも役立つ基礎力を身につける。
到達基準
(1) 微分積分の科学技術における意味と役割を説明できる
(2) 状態が時間に依存する現象を方程式で表現し、現象の時間変化を説明できる
(3) 状態が時間と座標に依存する現象を方程式で表現し、現象の時間・空間変化を説明できる
授業内容
第1回 4月13日「微分の科学技術における意味と役割」
第2回 4月20日「人体の動きを運動方程式で説明してみよう -垂直跳びと歩行運動-」
第3回 4月27日「力学現象の微分方程式と2階同次定係数線形微分方程式」
第4回 5月11日「細胞膜のはたらきを電気回路の方程式で説明してみよう -細胞膜電位-」
第5回 5月18日「電磁気学現象の微分方程式と2階非同次定係数線形微分方程式」
第6回 5月25日「体内を伝播する音波を波動方程式で説明してみよう」
第7回 6月1日 「2階同次・非同次定係数線形微分方程式を解く」
第8回 6月8日 「総合演習1で自分の理解度を確かめてみよう」
第9回 6月15日「電磁気学法則を積分で表してみよう -電荷の作る電場、電流の作る磁場、電磁誘導起電力-」
第10回 6月22日「線積分と面積分の計算演習」
第11回 6月29日「線積分とその微分形 -グリーンの定理-」
第12回 7月6日 「ベクトルの内積・外積とベクトル微分演算記号」
第13回 7月13日「線積分とその微分形 -ストークスの定理-」
第14回 7月20日「面積分とその微分形 -ガウスの定理-」
第15回 7月27日「総合演習2で自分の理解度を確かめてみよう」
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
参考書
解析入門 原書第3版:S.ラング 著/松坂 和夫・片山 孝次 翻訳(岩波書店)
成績評価の方法
毎回の講義時間中で行う確認テスト、講義終了時に提示される課題の提出により基礎点の評価を行う。第8回 6月8日および第15回 7月27日での総合演習時間内に出題される試験により加点の評価を行う。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
Google Classroom上で随時問い合わせを受け付けます
備考1
Google Classroomクラスコード
l4imgqi
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/03/18 15:44:32