科目名[英文名] | |||||
農の共生学 [Kyosei Studies of Society, Culture and Agriculture] | |||||
区分 | 専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 02l1901 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
赤坂 宗光 [AKASAKA Munemitsu] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
いくつかの数をひとまとめにして考えるとき、行列を用いると効果的に計算を行うことができます。線形代数学では行列に関する性質を学び、連立方程式を中心とした内容を行列を用いて再構成し、抽象的な理論と関連づけて理解することを学びます。工学の諸分野におけるさまざまな現象を記述し解析する上で、線形代数学で学習する内容は必須のものとなっています。とくに行列に関する種々の計算技術を習得することはより抽象的なベクトル空間などの諸概念を理解する助けになるので、演習をとおしてこれを実践します。 |
到達基準 |
この講義の目標は,行列に関する諸性質を理解し,連立1次方程式,行列式,逆行列などの具体的な計算ができるようになることです。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
授業は予習し易いように基本的には教科書に沿って進める。 また、授業に終盤に簡単な演習を行い理解を深めていく予定である。 また、授業スケジュールは以下のようになります。 1.行列と数ベクトル 2.行列の演算 3.正則行列①:基本的な性質と二次正方行列の逆行列 4.行列の分割 5.行列と連立方程式 6.基本変形 7.簡約な行列 8.連立1次方程式を解く 9.正則行列②:一般の逆行列 10.置換 11.行列式の定義と性質(1) 12.行列式の性質(2) 13.余因子行列とクラーメルの公式 14.特別な形の行列式 15.行列と連立一次方程式、行列式のまとめ(期末試験) |
履修条件・関連項目 |
授業時間 30時間に加え、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと. |
テキスト・教科書 |
入門線形代数 三宅敏恒 培風館 |
参考書 |
基本的には設けないが、より詳しく理解したい人は参考書を持つことを勧める。 初回授業にていくつか紹介するが、自分に合った参考書を見つけて欲しい。 |
成績評価の方法 |
毎回の課題(提出点)、期末試験、場合によりレポート課題を利用して、総合的に判断します。 初回授業にてお知らせします。 |
教員から一言 |
大学の教科書は基本的に不親切です。大学という機関は答えがまだわかっていないものに対し答えを出していく場所であり、皆さんにもその技術を学んでほしいからです。本講義は、大学の数学あるいは科学の基礎であり、わかるまで手を動かし、計算方法を手に覚えさせるようにして欲しいです。その助けとなるよう、授業を展開していこうと思います。 |
キーワード |
行列,行列の階数,連立1次方程式,行列式,逆行列 |
オフィスアワー |
授業前後かメールにて対応いたします。 |
備考1 |
Google Classroomクラスコード:5vddtoe 課題の提出などを管理します。必ず登録してください。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2023/03/25 8:51:54 |