科目名[英文名]
野生動物保全学   [Wildlife Conservation]
区分 専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 02l2153
責任教員 [ローマ字表記]
戸田 浩人, 崔 東寿, 渡辺 直明, 吉田 智弘, 小池 伸介   [TODA Hiroto, CHOI Dongsu, WATANABE Naoaki, YOSHIDA Tomohiro, KOIKE Shinsuke]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
Classcode: ia6rxed

本講義では、量子力学の基礎とその生命科学研究への応用に関して学びます。量子力学は生命科学を専門分野とする者には馴染みのない学問と思われるかもしれませんが、生体分子の構造解析、分光分析など生命科学研究の基礎を支える学問の1つです。本講義は量子力学の基礎的な知識や概念を身につけることを目的とします。
*この科目はディプロマポリシーの観点Aに対応づけられています。
到達基準
1. 微視的な系の概念を理解する。
2. 化学結合を量子力学的観点から理解する。

授業内容
第1回 講義の目的・内容の説明、量子論について
第2回 ボーアの原子モデル
第3回 物質の波動性と粒子性
第4回 波動方程式
第5回 シュレディンガー方程式
第6回 井戸型ポテンシャル(1)
第7回 井戸型ポテンシャル(2)
第8回 トンネル効果
第9回 回転運動・調和振動
第10回 水素原子モデル
第11回 原子オービタル
第12回 原子・分子の性質(1)
第13回 原子・分子の性質(2)
第14回 まとめ
第15回 総括
履修条件・関連項目
本講義は1年次の「物理学基礎」,「微分積分学」,「線形代数学」,「化学基礎」を履修していることが望ましい。また, 2年次の「微分方程式」,「生命物理化学I, II」,「機器分析学」および3年次の「応用生体電子工学」,「先端機器分析学」に関連する。
授業時間30時間に加え、毎回の授業で行なう演習の復習をおこなう。また、テキストの章末問題を解くことによって、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行なうこと。
テキスト・教科書
Physical Chemistry for the Life Sciences
Peter Atkins, Julio de Paula
Oxford University Press; 2nd Revised
参考書
アトキンス生命科学のための物理化学
東京化学同人
成績評価の方法
成績評価方法は、すべての出席を前提とし、学習意欲、課題、レポート等を総合的に評価し、本学が定める標準的な学修時間に相当する学修効果が認められる場合に単位を付与します。
評価の割合は以下の通りです。平常点20%、課題20%、および期末試験60%で評価します。
総合評価により以下の基準で単位を付与します。
S: 90 点以上、A:80 点以上90 点未満、B:70 点以上80 点未満、C:60 点以上70 点未満。
教員から一言
授業において、その回の授業内容の理解を深めるための練習問題・演習問題を行いますので、復習に役立てて下さい。
キーワード
量子力学, 原子, 分子, 電子構造, 化学結合
オフィスアワー
小金井キャンパス 12号館303室 随時(メールにてアポイントを取ってください)
備考1
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~ichikawa/
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/04/03 16:27:19