科目名[英文名] | |||||
共生社会思想 [Theory of Symbiotics Society] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 通年 | 時間割番号 | 02t0310 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
朝岡 幸彦, 高雄 綾子, 野田 恵 [ASAOKA Yukihiko, NODA Megumi] | |||||
所属 | 農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
このコースでは技術開発の影響をさまざまな観点から吟味し、また、異なる立場、価値観、プライオリティーを持つ人々の視点を理解し共通理解や合意に至るためには何が必要かを考える。また、パブリックエンゲージメントによる科学者と市民の協働にも焦点を当てる。授業は英語で行われ、英語によるディスカッションやプレゼンテーションのスキルアップも目指す。今回の授業では、国際的にも重要課題の一つである食糧問題を扱う。食糧生産に関わる科学技術を学び、さまざまな立場にあるステークホルダーと研究者のコミュニケーションを想定して必要な情報発信と協働方法、意見交換を考える。 本科目は、教養教育グローバル展開科目Multidisciplinary Coursesの1科目として開講され、留学プログラム等に参加する留学生も履修できます。 |
到達基準 |
1. 英語で科学的な内容について効果的にディスカッションし発表することができる。 2. 様々な地域的特性や社会的立場に身を置く人々の、多様な視点や価値観を意識できる。 3. パブリックエンゲージメント、ステークホルダーコミュニケーションを理解する。 4. 科学技術の知識、利益、課題、問題点について、対話の相手にとって重要な点を、適切な言葉や方法で説明することができる。 科目別目標: 国際感覚、知の開拓能力、コミュニケーション、プレゼンテーション |
授業内容 |
1: 講義_穀物など農産物の栽培化について 2: ディスカッション_栽培化の利点と問題点。これからの農業の優先事項 3: 講義_遺伝子組み換え技術による食糧生産 4: 講義_ゲノム編集技術による食糧生産 5: ディスカッション_遺伝子組み換え技術に対する社会の目線(紫トマトの事例) 6: 発表_遺伝子組み換え技術に対する様々な視点からの評価(紫トマトの事例) 7: 講義_パブリックエンゲージメント(市民参与)とステークホルダーマッピング 8: ディスカッション_ステークホルダーの主張を理解し考える 9: ディスカッション_ステークホルダーと目的に合わせた情報発信 10: 発表_科学技術の情報発信方法の提案 11: 講義_2050年の食糧危機 12: ディスカッション_課題解決を目的としたアイディア出し 13: ディスカッション_プロジェクトの設計と主張の組み立て 14: 発表_研究ファンド獲得を想定した発表 15: フィードバックを元にしたプロジェクトの見直し |
履修条件・関連項目 |
30時間の授業と4時間程度の発表準備に加え、オンライン(MoodleまたはGoogle Classroom)に掲載された教材や後述の参考書を使って本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
毎回講師が作成した教材を配布する。 |
参考書 |
必要に応じて参考資料を配布する。 |
成績評価の方法 |
ワークシートの作成と発表の点数(80%)、ディスカッションへの参加(20%) |
教員から一言 |
英語での講義、ディスカッション、プレゼンテーションで構成されます。留学の事前準備にも活用できる内容です。 |
キーワード |
パブリックエンゲージメント、ステークホルダーコミュニケーション |
オフィスアワー |
授業前後に質問を受け付けます。メールでも質問や面談の設定に対応します。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
英語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2023/03/24 11:51:59 |