科目名[英文名]
水溶液化学   [Aqueous Solution Chemistry]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 02u0010
責任教員 [ローマ字表記]
柴田 秀史, 瀧上 周   [SHIBATA Hideshi, TAKIGAMI Shu]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目です。本科目は、2部から構成されます。

第一部:全学共通プログラム
大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的とします。

第二部:学部独自プログラム
大学に入っての最初の実験として、少し幅広い分野の実験内容を扱います。皆さんが4年生になると、大体は研究室に所属して研究を行います。また、企業に就職して報告書などを書くかもしれません。科学的な実験の進め方やレポートの書き方は、ある程度の共通のやり方があり、これは理系の教養とも言えます。大学にいるうちに、社会に出ても恥ずかしくない教養を身に付けておく必要があります。本授業を自分に必要な知識・技術を身に付ける機会としてください。

クラスコード:g4fomip
到達基準
1) 大学での学びを理解し、自身の大学生活を俯瞰的に設計できる。
2) 実験に意欲的に参加していること
実験を充分に予習し、実験内容を充分に理解していること
実験ノートを充分につけていること
レポートが一定の基準を満たしていること
下記、成績評価の方法も参照のこと

主な目標(科目別目標一覧対応):
自主性・自律性◯、リーダーシップ/調整能力◯、知の開拓能力◎、プレゼンテーション◯、課題探求、問題解決◎、教養倫理◯
授業内容

第一部:全学共通プログラム
第1回 大学での学び
     農工大の歴史と理念を知る。大学での学びや、アイデンティティの確立と学生生活について考える。
第2回 大学での視野拡張
     研究の国際展開や、専門性を身につけたその先の多様なキャリアパスを考える。
第3回 研究倫理
     研究者の行動規範と研究不正の要点を理解する。引用、盗用、剽窃について考える。
第4回 大学の社会的取り組み
     (講義1)エネルギー教育: 地球温暖化と温室効果ガス排出。CO2排出削減を目指す本学の取り組み
     (講義2)プラスチック廃棄削減に向けた取り組み「プラスチック削減5Rキャンパス」
     (講義3)新型コロナウイルス感染症〜「未来疫学R」からの挑戦
第5回 大学の科学博物館
     大学における知の創造と社会を考え、サイエンスコミュニケーションの導入を学ぶ。

第二部:学部独自プログラム
第6回 
4月**日(金) 1,2限 ※2 実験オリエンテーション


集合場所に関して
※1 8号館0821/0831
※2 講義棟L0016
※3 化学実験は先端科学実験棟の化学実験室、物理実験は先端科学実験棟の物理実験室
※4 生物は先端科学実験棟の化学実験室・物理実験室双方を使用
履修条件・関連項目
全学共通プログラム:授業時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って授業内容の振り返りや予習を行うこと。

学部独自プログラム:工学部必修科目
テキスト・教科書
全学共通プログラム:必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。

学部独自プログラム:専用のテキスト1冊(生協で購入)を使用予定
・化学物理工学科 2023年度 工学基礎実験テキスト
参考書
全学共通プログラム:
・アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門 (慶應義塾大学出版会) 佐藤望(編著)、湯川武、横山千晶、近藤明彦
・思考を鍛える大学の学び入門ー論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで(慶應義塾大学出版会)井下千以子

学部独自プログラム:テキストの各実験項目に掲載されている
成績評価の方法
全学共通プログラム(16%分): 
毎回の提出課題の充実度を総合的に判断します。設問について、意見や考えを自分の言葉で説明できることが評価のポイントとなります。

学部独自プログラム(84%分):出席状況、実験活動、実験ノート、口頭試問、レポート内容を総合して判定する。
詳細は初回オリエンテーション時に説明する。

以下に相当する場合は、本科目評点がD(不可)となる: ①正当な理由のない欠席、②度重なる遅刻、③実験実働不参加、④安全指針遵守違反、⑤1点以上のレポート未提出、⑥レポート提出期日のはなはだしい遅れ、⑦その他実験テキストにて禁止されている事項に該当する場合。
教員から一言
社会では考える能力が強く求められています。その考える力は、自分で意識しないと身に付かないものです。実験では、いろんなことが起こります。予期しない結果になるかもしれません。でもそれは、必ずミクロな原因につながっています。充分に予習し、結果を具に観察し、その原因を考える癖をつけてください。必ず将来、皆さんの役に立つことでしょう。
キーワード
自律学習 研究倫理
オフィスアワー
全学共通プログラム: 質問やお問い合わせは、Googleクラスルームのコメント機能でご連絡ください。各学科ごとの開講学部独自プログラム:時間帯中、あるいは実験終了直後(各回の教員)
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/03/17 16:11:41