科目名[英文名]
免疫学   [Veterinary Immunology]
区分 専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 02u2470
責任教員 [ローマ字表記]
中村 美智太郎   [NAKAMURA Michitarou]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
【受講者はまずグーグルクラスルーム(コードを後日連絡します)に入ってください。そこで授業の進め方など案内します。】
異相間の物質分配平衡と物質移動に基づいた分離操作について、その原理・装置・操作について学ぶ。まず、拡散の基礎を学習する。次に、化学工業で広く用いられる分離操作のうち微分接触操作であるガス吸収、および階段接触操作である蒸留を主な対象として、各操作の特徴、装置および設計指針を学習する。さらに、吸着の分離操作についても学習する。講義に沿った演習を通して、内容の理解を深めるとともに装置設計並びに操作に対する応用力を養う。
到達基準
(1)分離操作における平衡と速度の理解
(2)分離操作における物質収支の理解
(3)分離操作における装置と操作の設計ができる
授業内容
(1)ガイダンス、物質移動と拡散(Fickの法則)
(2)物質移動と拡散(固定座標系の物質流束、等モル相互拡散)
(3)物質移動と拡散(一方拡散)、分離操作の基礎、ガス吸収(概要、装置)
(4)ガス吸収(ヘンリーの法則、二重境膜説、物質移動係数)
(5)ガス吸収(吸収塔の物質収支、吸収塔の高さ、最小液ガス比)
(6)ガス吸収(NTUの求め方、例題)
(7)中間試験【コロナ禍で対面で実施できなさそうな場合にはなしとする】
(8)吸着(概要、平衡、速度)
(9)吸着(回分吸着、固定層吸着)
(10)吸着(固定層吸着、例題)
(11)蒸留(概要、気液平衡、理想溶液)
(12)蒸留(相対揮発度、フラッシュ蒸留、多段蒸留の物質収支、操作線、還流比)
(13)蒸留(理論段数)
(14)蒸留(多成分系蒸留、回分蒸留)
(15)期末試験
履修条件・関連項目
ケミカルエンジニアリング基礎、化学基礎、化学物理基礎、を履修済みであることが望ましい
テキスト・教科書
「分離プロセス工学の基礎」、化学工学会分離プロセス部会編、朝倉書店
参考書
「ベーシック化学工学」、橋本健治、化学同人
成績評価の方法
最終評価は、中間試験と期末試験の成績を総合した合計100点満点をS、A、B、C、Dに振り分け判定する。Sは90点以上、Aは80以上90点未満、Bは70以上80点未満、Cは60以上70点未満、Dは60点未満で、C以上(60点以上)を合格とする。ただし、中間試験をなしとした場合、期末試験の成績のみで評価する。
教員から一言
講義の予習・復習をしっかり行うこと。
キーワード
拡散、ガス吸収、蒸留、吸着
オフィスアワー
月曜日16:15〜17:15
備考1
演習を行う場合があるので関数電卓を持参すること。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/01/31 16:53:54