科目名[英文名]
工学部特別講義Ⅰ(「理系学生」のためのキャリアプランニング入門)   [Special Lecture on EngineeringⅠ (Introduction to career planning for science students)]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 05EC0108
責任教員 [ローマ字表記]
深沼 光   [FUKANUMA Hikaru]
所属 グローバル教育院 研究室   メールアドレス

概要
C、H、O、N、P、Sや特定の重金属等いくつかの限られた元素は生命体を構成するのみならず、大気の構成成分でもある。これらは、その生物地球化学的によってこの地球の環境を成立させ、一方で、その改変の結果は、多様な環境問題を引き起こしている。このような地球の生物地球化学的循環と環境問題との関係や、こうした物質循環がどのように性格づけられているかについて学ぶ。

講義と演習的なスタイルで実施する計画である。

本講義の一部は対面で、一部はオンデマンド配信型で実施する。
到達基準
地球の生物地球化学的循環と環境問題との関係や、こうした物質循環がどのように性格づけられているか考察・説明できるようになること。

ディプロマ・ポリシー:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容

梅澤 有 (10-11月に6-7回予定)
 最初の授業では、修士から博士課程での英語学習について、講師の経験を踏まえた話題提供を行います。
 続いて生元素の循環の解析に必須のツールである安定同位体比について、その基礎と生態学・水文学・環境科学への応用について、学部1年の地球化学の講義の復習に加えて、発展的な内容についての講義を行います。また、実際に炭素・窒素安定同位体比の測定について、サンプルの作成や分析を経験していただきます。

第1回:大学院〜ポスドクの英語への取組方
第2回:安定同位体比地球科学の基礎、同位体生態学の応用
第3回:同位体水文学、同位体環境科学の応用
第4回:実習1:安定同位体比分析を利用した食物網解析に関する議論
第5回:実習2:試料処理
第6回:実習3:試料分析
第7回:実習4:データの解釈に関する議論

渡邉泉 (12月〜1月に6-7回予定)
 大きく2部からなり、前半は渡邉により環境科学の最新トピックを講義形式で紹介する。後半は学生が環境化学に関係するプレゼンテーションを行い、全員で討議する。

履修条件・関連項目
授業時間30 時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と
復習を行うこと。
テキスト・教科書
配布する資料を予習と復習に活かすようにしてください。
参考書
・Biogeochemistry (2nd ed.), Schlesinger, Academic Press (1997) 、または、(3rd ed.)(2013)
・Principles of Terrestrial Ecosystem Ecology, Chapin et al., Springer (2002) または(2011)
成績評価の方法
前提として,出席が7割以下の場合は成績評価をおこなわない。成績は、担当教員別に、授業到達基準を確認する小テストやプレゼンテーション、レポートにて評価する。詳細については、授業時に各教員からの説明を聞くこと。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
メイルで連絡を:umezawa@me.tuat.ac.jp, wataizumi@cc.tuat.ac.jp
備考1
【新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルーム(xxxxx)で確認してください。】
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/02/24 8:46:02