科目名[英文名]
生物機能化学   [Chemistry for Biological Functions]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 106u0402
責任教員 [ローマ字表記]
畠山 温, Gideon Harries   [HATAKEYAMA Atsushi, GIDEON Harries]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
クラスコード:6rxqlwz

物理工学のどの分野の研究でも基礎となる、電磁気学,電子回路、制御について、基礎原理を理解し、それを現実の問題解決に適用する応用力を養うことを目的とする。学部レベルの内容の確認から始めて、大学院レベルの発展的な内容を扱う。特に、コンピュータを使った数値計算やシミュレーションに取り組むことで、学生は現象の理解を深め、問題解決力を向上させることができる。プログラミング言語としては,近年人気がありさまざまなモジュールが利用可能なPythonを用いるが,Pythonのプログラミング自体は講義中では詳しくは扱わない。
到達基準
物理工学分野の基礎知識である電磁気学,電子回路,制御を理解し,それを工学的な課題に応用するための能力を身につけるために,以下の基準に到達すること。
(1)静電場,電磁波の基礎方程式を理解し,数値計算できる.
(2)基本的な電子回路の動作,特に時間応答を理解し,数値計算できる.
(3)制御の基礎概念を理解し,特にPID制御について設計ができる.
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
授業内容
宮地
第1回 4/13 イントロダクション
第2回 4/20 静電場:クーロンの法則、電場と電位、ポアソン方程式
第3回 4/27 変動電磁場:Maxwell方程式
第4回 5/11 反射率と透過率の計算(1):反射と屈折の原理
第5回 5/18 反射率と透過率の計算(2):薄膜の反射と透過
第6回 5/25 反射率と透過率の計算(3):多層膜(伝搬行列法)
第7回 6/1 まとめ/レポート作成

畠山
第8回 6/8 電気回路の復習:RCL回路,オペアンプ 
第9回 6/15 回路のステップ応答と周波数応答
第10回 6/22 信号解析:フーリエ変換,ラプラス変換
第11回 6/29 制御モデル:伝達関数,状態空間
第12回 7/6 制御対象の振る舞い 
第13回 7/13 PID制御
第14回 7/20 PID制御設計 
第15回 7/27 補足/まとめ 

予備日 8/1(火)


履修条件・関連項目
Pythonでのプログラミングができる環境(Google Colaboratoryを標準とする)を準備すること.
授業時間30時間に加え、レポート課題等に取り組み、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
特になし
参考書
・理論電磁気学、砂川重信著、紀伊國屋書店
・実践力を身につけるPythonの教科書、クジラ飛行机著、マイナビ出版
・科学技術計算のためのPython入門、中久喜健司著、技術評論社
・Pythonを使った光電磁場解析、梶川浩太郎・岡本隆之共著、コロナ社

・Pythonによる制御工学入門,南裕樹著,オーム社
成績評価の方法
授業で課すレポートによって行う。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
随時対応する。メールで連絡すること。
備考1
備考2
参照ホームページ
Classroom code: 6rxqlwz
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2023/04/03 16:34:11