科目名[英文名] | |||||
拡散分離工学および演習 [Diffusional Separation Engineering and Exercises] | |||||
区分 | 共通科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 通年 | 時間割番号 | 106i0811 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
箕田 弘喜 [MINODA Hiroki] | |||||
所属 | 農学部附属硬蛋白質利用研究施設 | 研究室 | 新1号館N201 | メールアドレス |
概要 |
本講義では、組織行動論と知識創造理論を中心に学びながら、組織内での人間行動、組織構造、意思決定プロセス、知識創造活動について理解を深めます。本講義の約半分は理論および概念について説明しますが、残りの半分をグループ演習に充てます。グループ演習では、知識創造組織を体感するために、疑似的なチームプロジェクトを立ち上げ、チームビルディングやビジネスプラン作成の実践的なスキルを身につけ、ビジネスプランの発表を行います。また、各講義で取り上げた内容について、履修学生どうしの対話を行い、自己成長につながる気づきの場を用意します。全体的に、組織行動論と知識創造理論を学び、集団的意味形成プロセスの経験を通じて、実践的な組織行動力を身につけることを目的としています。 |
到達基準 |
1.組織行動論や知識創造理論に関する基礎的な概念を理解している。 2.モチベーションやチームビルディング、リーダーシップなど、ビジネスに必要なスキルを 理解できている。 3.組織の文化や構造、および組織変革のための取り組みについて理解できている。 4.組織内のコミュニケーションやリーダーシップの概要について理解している。 5.グループ演習によってビジネスプランの作成やプレゼンテーションを行い、実際にチーム ワークやコミュニケーションスキルを活用できている。 |
授業内容 |
第1回 イントロダクション 組織行動論の概要と歴史的背景について説明する。 第2回 パフォーマンス、モチベーション、コミュニケーション 個人レベルおよび組織レベルのパフォーマンス、モチベーション理論について理解する。 第3回 知識創造理論 知識創造理論およびセンスメイキング理論について理解する。 第4回 組織の文化と組織構造 組織文化の概要と組織変革時における組織文化のアップデートの重要性について理解する。 第5回 組織変革とイノベーション:変革のプロセス、組織学習 組織変革プロセスと組織学習について理解する。 第6回 グループ演習1-知識創造プロセスの実践 プロジェクトチーム単位でSECIモデルを回す過程でビジネスプランを作成し、 集団的意味形成(センスメイキング)を体験する。 第7回 グループ演習2-知識創造プロセスの実践 第8回 グループ演習3-知識創造プロセスの実践 第9回 グループ演習4ー知識創造プロセスの実践 第10回 グループ演習5ー知識創造プロセスの実践 第11回 グループ演習6ー知識創造プロセスの実践 第12回 グループ演習7ー知識創造プロセスの実践 第13回 グループ演習8ー知識創造プロセスの実践 第14回 グループ別ビジネスプランの発表 チーム別で作成したビジネスプランを発表し、教員と他チームからのフィードバックを もらう。 第15回 まとめ 知識創造理論の実践的活用 グループ演習での活動を振り返りながら知識創造理論についての理解を深める。 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
決まったテキストは用意せず、教員が作成した教材を各講義前にPDFファイルで共有する。 |
参考書 |
「組織行動論」開本浩矢著 中央経済社 「組織行動 理論と実践」 須田敏子著 NTT出版 「知識創造企業」野中郁次郎、竹内弘高著 東洋経済新報社 「ワイズカンパニー」野中郁次郎、竹内弘高著 東洋経済新報社 「共感経営」野中郁次郎、勝見 明著 日本経済新聞出版 「野生の経営 極限のリーダーシップが未来を変える」野中郁次郎、川田英樹、川田弓子著 KADOKAWA 「センスメイキング イン オーガニゼーション」カール・E・ワイク著 文真堂 「組織化の社会心理学 カール・E・ワイク著 文真堂 |
成績評価の方法 |
授業参加度 50%(本講義の半分はグループ演習のため、オンラインではなく、集合形式で行います) グループ演習におけるグループ内での貢献度 30% ビジネスプラン提出(グループ単位)20% |
教員から一言 |
組織行動論は、組織内の人間行動や組織構造、意思決定などに関する学際的な理論です。加えて、知識創造理論、特にSECIモデルは、組織内のナレッジマネジメントや知識の創造・共有・応用など、VUCA時代により一層重要になりつつあります。講義を通じて、組織内での行動や意思決定に関する基礎的な知識に加え、課題演習に取り組むことで、ビジネスに必要な実践的スキルを獲得します。 |
キーワード |
組織行動論、知識創造理論、SECIモデル、組織変革、モチベーション、コミュニケーション、センスメイキング理論 |
オフィスアワー |
質問、相談があれば、各回講義終了後に回答するほか、k-takahashi@go.tuat.ac.jpに質問すれば、対面ま、ZOOMまたはメール等で対応する。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2023/03/02 10:26:40 |