科目名[英文名] | |||||
マリンバイオテクノロジー [Marine Biotechnology] | |||||
区分 | 前期課程科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 通年 | 時間割番号 | 111005 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
西村 実, 木通 秀樹, 養王田 正文 [NISHIMURA Minoru, KIDOHSHI Hideki, YOHDA Masafumi] | |||||
所属 | 農学研究院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
従来の大学院教育では個々の研究能力を伸ばすことを目的としてきたが,多様な社会問題を解決するには専門性に特化した個人の研究能力だけではなく,多分野の人材からなるチームでの活動が求められている。大学院教育での課題解決型学習(project based learning; PBL)では独自性が必要となり,BASEにおけるPBLでは,BASEの強み・特徴である農工融合の理念,研究の多様性をPBLに組み入れることで,エネルギー・環境・食料など地球規模の課題に主体的・協同的に取り組むことができる理系人材の育成を目指しつつ、学生が主体的・能動的な姿勢で大学院での研究・勉学に取り組めるよう、意識づけや、思考と行動の習慣化を促すことを目的とする。 PBLの流れは下記の通りである。 1)チームビルディング 2)プロジェクトの課題の整理(現状理解,目標設定) 3)課題の分析(情報収集,整理・分析) 4)解決策を考える(企画立案,思考法,アイデアの検証) 5)成果発表(プレゼン,振り返り) これら個々の技法の習得のため,3つの講義・演習を実施するが、本講義ではグループワークを通じて下記のことに取り組む。 研究の社会実装:卒論などこれまでに行ってきた研究をシーズとして,社会活動・企業活動に展開・利用することを目的とした演習(グループワーク)を行う。グループ毎に相互に研究紹介,シーズの決定,アイデアだし,プレゼンテーション準備・発表を行うことで,ファシリテーション,チームビルディングなど基本的な実践的能力を身に付ける。2つ以上の研究を融合させた内容で社会実装を考える。 中間発表・最終発表を行い,学生間(グループ間)でクロスレビューを行う。 |
到達基準 |
PBLを実施していく上で必要と思われる基本的な実践的能力を身に着けること。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 生物機能システム科学専攻「履修案内」のカリキュラムマップを参照して下さい。 |
授業内容 |
1日2コマ(火・金曜日3,4限)4週間の集中 第1回 ガイダンス・グループ分けと講演(外部講師:研究の社会実装の話、兼橋先生@工学府など) 第2回 自己紹介・研究紹介 第3回 ブレインストーミング 第4回 シーズの選定・プロジェクトデザイン 第5回 情報収集 第6回 企画・計画立案,情報整理 第7回 プレゼンテーション準備 第8回 プレゼンテーション準備 第9回 中間発表・相互レビュー 第10回 指摘項目の検討と対応 第11回 プレゼンテーション準備 第12回 プレゼンテーション準備 第13回 最終発表会(全体) 第14回 最終発表会(全体) 第15回 まとめと自己評価、教員、他のグループからのフィードバック |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え、配布資料等を参照し、本学の標準時間数に準ずる復習を行うこと。講義の中で行われる実習に積極的に参加すること。 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
成績評価の方法 |
各講義への取り組み状況、プレゼンテーションの出来栄え等で判断する。 総合評価により以下の基準で単位を付与します。 S: 90点以上、A:80点以上90点未満、B:70点以上80点未満、C:60点以上70点未満。 |
教員から一言 |
理系大学院生に求めらえる主体性、実行力、課題設定・解決力の向上を図り、かつ研究活動の活性化のための新しい取り組みである。積極的に取り組んで下さい。 |
キーワード |
PBL |
オフィスアワー |
講義については各担当教員にメール等で問い合わせること。 |
備考1 |
Classroomのクラスコードは r5p4zmv です。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2023/04/03 13:26:48 |