科目名[英文名] | |||||
身体運動科学概論 [Human Movement Science] | |||||
区分 | 前期課程科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 通年 | 時間割番号 | 111006 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
西村 実, 木通 秀樹, 養王田 正文 [NISHIMURA Minoru, KIDOHSHI Hideki, YOHDA Masafumi] | |||||
所属 | 農学研究院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
従来の大学院教育では個々の研究能力を伸ばすことを目的としてきたが,多様な社会問題を解決するには専門性に特化した個人の研究能力だけではなく,多分野の人材からなるチームでの活動が求められている。大学院教育での課題解決型学習(project based learning; PBL)では独自性が必要となり,BASEにおけるPBLでは,BASEの強み・特徴である農工融合の理念,研究の多様性をPBLに組み入れることで,エネルギー・環境・食料など地球規模の課題に主体的・協同的に取り組むことができる理系人材の育成を目指しつつ、学生が主体的・能動的な姿勢で大学院での研究・勉学に取り組めるよう、意識づけや、思考と行動の習慣化を促すことを目的とする。 PBLの流れは下記の通りである。 1)チームビルディング 2)プロジェクトの課題の整理(現状理解,目標設定) 3)課題の分析(情報収集,整理・分析) 4)解決策を考える(企画立案,思考法,アイデアの検証) 5)成果発表(プレゼン,振り返り) これら個々の技法の習得のため,3つの講義・演習を実施するが、本講義ではグループワークを通じて下記のことに取り組む。 ・社会課題解決:地域や企業の課題解決に向けたグループワークを行う。 ・実際の課題・問題点の収集(外部へのインタビュー) ・課題解決にむけた課題の数値化,アイデアだし,実現性などをまとめる ・プレゼンテーション技術の向上を目指す ・グループワーク技法に加え,ロジカルシンキングや問題点の整理,数値処理などを通して社会活動における実践的な能力を身に付ける 最終発表を行い,学生間(グループ間)でクロスレビューを行う。 |
到達基準 |
PBLを実施していく上で必要と思われる基本的な実践的能力を身に着けること。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 生物機能システム科学専攻「履修案内」のカリキュラムマップを参照して下さい。 |
授業内容 |
1日2コマ(火・金曜日3,4限)4週間の集中 第1回 ガイダンス・グループ分け(地域創生の話、福井先生) 第2回 課題の決定(用意する)・問題点の検討 第3回 問題点の検討 第4回 プロジェクトデザイン 第5回 情報収集,情報整理 第6回 企画・計画立案,インタビュー事項の決定 第7回 外部インタビュー期間 第8回 外部インタビュー期間 第9回 外部インタビュー期間 第10回 外部インタビュー期間 第11回 プレゼンテーション準備(授業+α) プレゼン練習(チーム+担当教員) 第12回 プレゼンテーション準備(授業+α) 第13回 プレゼンテーション準備(授業+α) 第14回 最終発表会(全体)(発表会は12月22日の午後を想定、発表10分、質疑5分程度) (第15回 まとめと自己評価) |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え、配布資料等を参照し、本学の標準時間数に準ずる復習を行うこと。講義の中で行われる実習に積極的に参加すること。 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
成績評価の方法 |
各講義への取り組み状況、プレゼンテーションの出来栄え等で判断する。 総合評価により以下の基準で単位を付与します。 S: 90点以上、A:80点以上90点未満、B:70点以上80点未満、C:60点以上70点未満。 |
教員から一言 |
理系大学院生に求めらえる主体性、実行力、課題設定・解決力の向上を図り、かつ研究活動の活性化のための新しい取り組みである。積極的に取り組んで下さい。 |
キーワード |
PBL |
オフィスアワー |
講義については各担当教員にメール等で問い合わせること。 |
備考1 |
Classroomのクラスコードは hgduh6h です。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2023/04/03 13:30:22 |