科目名[英文名] | |||||
生体機能工学演習Ⅰ [Seminar for Bio-Functional Engineering Ⅰ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 96011 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
尾﨑 弘行 [OZAKI Hiroyuki] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
令和5年 6月27日(火)9:00〜16:00 6月28日(水)9:00〜16:00 オンライン 「イノベーション推進特別講義Ⅰ〜Ⅴ」のシリーズは、研究や科学にもとづくアイデアを実社会に繋げ、イノベーションを起こし、新しい価値を創造・定着させていくために必要となるプロセス、事例、能力について、考え学ぶ機会として、博士後期課程1〜3年次生を対象に開講しています。 本科目テーマ「ビジネスとイノベーション創出」 ビジネスや技術開発を通じて社会を変革できるイノベーションとは何か、また、それを推進するイノベーション人材となるには、何が求められるか。イノベイティブな活動に取り組む事業家(アントレプレナー、イントレプレナー)の経験談を伺い、新規事業の考案と立上げ、技術革新、社会変革の実際、また、それらを可能にするイノベイティブな思考、行動、人材について、理解を深める。 そして、イノベーション(新しい価値形成)においては,ビジネスモデルや知的財産戦略と経営マネジメントの相互作用が不可欠となる。特に競争優位を持続させるために重要となるのが知的財産であり、保護、強化,活用を基本として継続することで事業の発展を可能とする。そのために必須の知識となる知的財産権について学ぶ。 なお、本科目は日本語で行う。 |
到達基準 |
● 現実の産業界において、社会変革につながるイノベーション創出が、どのように試みられているかを知る。 ● 自身の研究をもとに、実社会において貢献できる側面、局面を、広く柔軟な視点から想像し、説明することが出来る。 ● 実社会でイノベーションを創出できる博士人材に必要となる思考、行動、人間的能力(課題設定力、洞察力、論理力、交渉力など)を理解し、そのために博士課程において何を意識しながら研究に取り組むべきかという目標設定と計画立案ができるようになる。 ●社会実装や事業化において、充分に留意されるべき知的財産権について理解する。 ●研究・開発に関する知的財産権の情報の収集と利用ができるようになる。 ディプロマ・ポリシーの観点として、以下の、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
1日目 午前 「アドバンスト知的財産論」 技術経営と特許 内容:ベンチャー企業と知的財産、知的財産の制度、特許の事例、特許戦略の理論、特許を取る意味、特許権行使の問題点等、経営の源泉となる知的財産について学ぶ。 講師:黒瀬泰之 (そらおと国際特許事務所 弁理士 午後 「アドバンスト知的財産論」 農林水産業と知的財産 内容:育成者権、商標権、地域団体商標、地理的表示、ノウハウなどに関連する知的財産について学ぶ 講師:高原千鶴子 (高原特許商標事務所 弁理士) 2日目 午前 「イノベーションと事業家」 イントレプレナー編 講師:金山典生 (サントリーモルティング株式会社 代表取締役社長) 午後 「イノベーションと事業化」 アントレプレナー編 講師:山田 耕資(株式会社プランテックス 代表取締役) 内容:イノベーション事業の立上げ/アントレプレナーとイントレプレナー/技術開発とイノベーション/イノベーション人材と組織の有り方/企業経営におけるリーダーシップ論など ※詳細は決まり次第お知らせします。 |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準ずる |
テキスト・教科書 |
担当教員が用意します |
参考書 |
講義中に情報提供します。 |
成績評価の方法 |
●授業参加度、授業内のディスカッション、プレゼンテーション、課題等により総合的に評価する。 |
教員から一言 |
●実務家と直接お話をし、実社会における様々な商品・サービスや、イノベイティブな事業が、どのように生まれているかを聴ける貴重な機会です。多くを吸収する姿勢で取り組んでいただければ、必ずや視野が広がり、研究活動にも役立つと信じています。また、知的財産の知識は研究を推進するうえでも重要な財産となるでしょう。 |
キーワード |
ビジネス、技術革新、組織、企業経営、リーダーシップ、知的財産 |
オフィスアワー |
質問等は、講義途中の休憩時、もしくは終了時に受け付ける |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
サントリーモルティング株式会社:https://www.suntory.co.jp/malting/ 株式会社 プランテックス:https://www.plantx.co.jp/whoweare/ そらおと国際特許事務所: https://soraoto.tokyo/patent/ 高原特許商標事務所: https://hello3710300.jimdofree.com/ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2023/03/31 10:19:01 |