科目名[英文名]
環境科学Ⅰ   [Environmental ScienceⅠ]
区分   選択必修   単位数 0.5 
対象学科等   対象年次   開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 96123
責任教員 [ローマ字表記]
櫻井 誠   [SAKURAI Makoto]
所属 役員 研究室   メールアドレス

概要
●令和5年  7月 7日(金)10:00〜、対面授業 宇都宮大学 峰町1号館 2F 大会議室
コロナ感染症の状況によってはオンライン開講に変更の場合もあり。
●「動物における遺伝的多様性とその応用」
「農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、動物育種繁殖学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目です。」
●授業形態は、講義形式であり、対話・討論型授業も取り入れています。
●本授業では、効率よく家畜生産を行うためにこれまで用いられてきた日本の家畜改良の方法について解説し、今後の課題およびそれに対する対策について考察する。まず、家畜育種についての基礎的な理解を深め、集団遺伝学的解析において基礎となる個体識別と生判別について説明する。次にウシの経済形質に関わる遺伝子について解説し、今後の日本における家畜育種改良の問題点とその対策について考察する。さらに、種々の遺伝子解析法を用いた野生動物における遺伝的多様性に関する研究および人畜共通感染症などについて解説し、ヒトと野生動物のより良い関係の構築について考察する。
到達基準
農業専門領域における最先端の知識・技術を学ぶことにより、動物生産科学分野において独立した研究者・創造的技術者としての高度の専門能力を身につけている。
高度な専門的能力、広い視野と高い見識、豊かな社会力と指導力を不断に備え、いっそう高度な学びの動機付けを自発的に推進する姿勢を身につけている。
授業内容
1,哺乳類および鳥類の個体識別と性判別方法について説明することができる。
2,黒毛和種およびホルスタイン種の育種改良について説明することができる。
3,野生動物における個体識別および人畜共通感染症について説明することができる。

履修条件・関連項目
●基礎的な動物遺伝学を理解し、基礎的な分子生物学よび動物細胞生物学を理解していること。
●授業時間7.5時間とレポート等作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと
テキスト・教科書
●教材は、予習・復習を行うために事前にPDFファイルで配布する。
参考書
●大学生物学の教科書第2巻分子遺伝学、第3巻分子生物学
「LIFE」(eighth edition)
成績評価の方法
●動物科学分野に関するレポートで評価します。
教員から一言
できるだけわかりやすく解説しますが、疑問等あれば躊躇することなく質問してください。
キーワード
分子生物学、分子遺伝学、動物育種学、遺伝的多様性、人畜共通感染症
オフィスアワー
e-mail で連絡してください。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2023/02/24 19:43:34