科目名[英文名] | |||||
化学システム工学特別講義(環境工学) [Special Topics on Chemical Systems] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 通年 | 時間割番号 | 96132 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
米澤 宣行 [YONEZAWA Noriyuki] | |||||
所属 | 卓越リーダー養成機構 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
●令和5年11月8日(水)10:00〜、東京農工大学連合農学研究科棟 4階 第二会議室で対面開講します。 ●植物病原菌と植物の共進化・分化の道筋・メカニズムについて、マクロ〜ミクロ、ゲノム科学的視点でご紹介します。 ●農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、生物生産科学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目です。 ●主に講義形式で行いますが、その中で質問・回答を多用し、仮説検証の過程などの理解を深めます。 |
到達基準 |
●植物病理学の基本である植物―病原相互作用等を理解できるようになります。 ●植物病原菌と植物の共進化・分化について、分子系統学、ゲノム科学、分子生物学等の視点から理解できるようになります。 ●研究における仮説検証や実験設定の考え方が身につきます ●履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
1:植物―病原相互作用の基本 (1)植物病害のインパクト、(2)植物の防御機構、(3)病原の侵略機構 2:植物病原菌Fusarium oxysporum (1)分化型とレース、(2)トマト萎凋病菌(f. sp. lycopersici)(3)バナナ萎凋病菌(f. sp. cubense) 3:トマト(Solanum lycopersicum) (1)トマトの栽培化史、(2)トマトの生産状況、(3)モデル植物としてのトマト 4:トマト萎凋病菌は、いつ、どこで、どのように生まれたのか? (1)分子系統学的アプローチ、(2)ゲノム科学的アプローチ 5:トマト萎凋病菌のレース分化のメカニズム (1)分子生物学的解析、(2)フィールド分離株の多様性 6:バナナ萎凋病菌 (1)新型萎凋病菌(新パナマ病菌)のパンデミック、(2)防除にむけて |
履修条件・関連項目 |
授業時間7.5時間とレポート等作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと |
テキスト・教科書 |
Google classroom等で講義で使用するスライドを事前に提示する予定です。 |
参考書 |
特になし。 |
成績評価の方法 |
●授業参加態度50%:質問・回答への参加状況を評価する ●試験50%:植物―病原相互作用等に関するテストへの解答を評価する |
教員から一言 |
キーワード |
Pathogenic fungi, plants, coevolution, phylogeny, genome |
オフィスアワー |
質問等は講義終了時に受け付けます。また、メール(arie@cc.tuat.ac.jp)にコンタクトいただければセットいたします。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2023/02/02 12:18:58 |