科目名[英文名] | |||||
情報工学特別講義(専門科学技術英語) [Dedicated Lecture on Information Engineering] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 通年 | 時間割番号 | 96212 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
桑原 利彦 [KUWABARA Toshihiko] | |||||
所属 | 役員 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
令和5年 10月 24日(火)10:00〜 東京農工大学連合農学研究科棟 4階 第二会議室 「自律神経調節の仕組み」 循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などの生体にとって最も基本的な機能は自律機能といわれる。自律神経系は各種の自律機能を協調的に調節することにより、生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持に働く。本講義では自律神経の基礎、自律機能の中枢調節について最新知見を含めて概説する。さらに自律神経症状をきたす疾患について紹介する。 農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、応用生命科学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目である。 |
到達基準 |
1) 自律神経の基礎を理解できる。 2) 自律機能の中枢調節を理解できる。 3) 自律神経症状をきたす疾患を説明できる。 |
授業内容 |
1.自律神経の基礎 1) 自律神経遠心路による内臓機能調節 2) 自律神経調節の特徴 3) 内臓求心性線維の働き 2.自律機能の中枢調節 1) 中枢自律神経ネットワーク 2) 性差と年齢による変化 3) 心血管系の調節 4) ストレスに対する防御反応 5) 排尿調節 3.自律神経症状をきたす疾患 1) 起立性低血圧 2) 神経因性膀胱 3) 睡眠時無呼吸 |
履修条件・関連項目 |
基礎生物学、基礎生理学を履修していることが望ましい。 授業時間7.5時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習・復習(授業時間外学習)を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
講義資料は必要に応じて講義で配布する。 |
参考書 |
1) 自律神経 初めて学ぶ方のためのマニュアル(中外医学社) 2) やさしい自律神経生理学-命を支えるしくみ(中外医学社) 3) Primer on the Autonomic Nervous System, 4th ed. (Academic Press) 1) Autonomic Nervous System: A Step Beyond! (Chugai-Igakusha) In Japanese 2) Physiology of Autonomic Nervous System (Chugai-Igakusha) In Japanese 3) Primer on the Autonomic Nervous System, 4th ed. (Academic Press) |
成績評価の方法 |
授業参加態度30%:授業中の実践・討論活動への貢献を評価する。 課題提出70%:自律神経調節に関する知識、知識の応用、具体的な事例の理解を評価する。 |
教員から一言 |
講義中でも分からないところは、遠慮せずに挙手するなどして、その場で質問してください。 講義の中で、普段は気づかないような自律神経の巧妙な働きを実感していただきたいと思います。 |
キーワード |
自律神経、ホメオスタシス、環境適応、ストレス、情動 |
オフィスアワー |
オフィスアワー Office Hour e-mail: suchida@tmig.or.jp (内田)にて問い合わせてください。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://www.tmig.or.jp/index.html |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2023/07/14 14:36:39 |