科目名[英文名]
生物制御科学論文演習Ⅱ   [Advanced Practice in Bioregulation and Biointeraction Ⅱ]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次   開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 WISE3002
責任教員 [ローマ字表記]
並木 美太郎, 山田 浩史   [NAMIKI Mitaro, YAMADA Hiroshi]
所属 動物病院機構 研究室   メールアドレス

概要
本科目は、生物システム応用科学府が開講する「国際コミュニケーション演習Ⅰ」(シュタインバイス日本研修の事前学習)と合同で実施する。

本科目では、未解決の魅力あるテーマにより,問題発見・解決能力を磨くとともに、自らの知識の不足分を見出し,チーム活動を通じて相互に知識を共有し,その過程で多様性のあるコミュニケーション力を磨くことを意図する。結果として,自律性を養い将来自ら研鑽していく下地を養う。
到達基準
グローバルで研究者として継続的に活動をするには、サイエンスの知識だけでは不足で、経営学の戦略・マーケティングの知識とスキルも必要である。研修を通じて下記3点を、マーケティング4Pの置き換え(製品;研究テーマ、価格:お金(予算)の種類、プロモーション:論文誌、流通・営業:学会)により理解し、自分で計画立案できるようにする。

1)自身の研究領域・分野の再定義・現状の理解

2)競合研究者・グループとの差別化とポジショニング

3)どの学会で発表し、どの論文誌に掲載するのか
授業内容
1:シュタインバイス大学日本研修とは何か
多様性とリーダーシップ、研究開発マネジメント、ファシリテーションのフレームワーク

2:マーケティング戦略の立て方
環境分析(PEST, 3C, SWOR-TOWS,コアコンピタンス)

3:市場・顧客の分析
STPマーケティングとは
S:セグメント化、T:ターゲティング、P:ポジショニング

4: 戦術の考察
4P(Product, Price, Place, Promotion)

5: ビジネスモデルキャンバス(BMC)
BMCの事業化に向けた9つの項目

6: 新事業提案
ビジネスケースを用いて、チームでの事業戦略提案・マーケティング戦略の提案

7: レポート
履修条件・関連項目
卓越大学院プログラムの選択必修科目として開講する。
本科目は「グローバル卓越リーダー概論Ⅰ」と一緒に履修すること。

授業時間と課題作成にかかる時間に加え,配布した講義資料や参考書を参照し,本学の標準時間数に準じる予習と復習を行うこと.

なお、本科目の後、シュタインバイス日本研修の本研修に引き続き参加する場合、卓越大学院プログラムでは「国際交流ワークショップ」に単位申請可能である。詳細は、「国際交流ワークショップ」のシラバスまたは卓越大学院の本科目担当教員に確認すること。
テキスト・教科書
必要に応じて情報提供する。
参考書
必要に応じて情報提供する。
成績評価の方法
グループ活動への貢献、発表内容、コース全体での取り組み姿勢70%、レポート30%
教員から一言
研究の考えかた・進め方や、博士として企業人と仕事をする場面でも、基礎となる知識を習得できる機会です。積極的な議論や意見の表明などが期待されます。
キーワード
PBL、研究開発マネジメント、マーケティング、新事業、チーム・マネージメント、リーダーシップ
オフィスアワー
科目担当教員がアポイントにもとづき対応する
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
英語
語学学習科目
更新日付
2023/03/22 20:54:48